CX-5ディーゼルの中古車を買うなら走行距離はどれくらいがベストか

マツダCX-5は、国内で販売されているSUVの中でもトップクラスの人気を誇る車種で現在のマツダの華々しい業績と魂動デザインによって築かれつつあるマツダデザインのアイデンティティとブランドイメージの牽引役ともいえるモデルです。

マツダCX-5のもう一つの大きな特徴は、SKYACTIVテクノロジーによって日本国内にディーゼルエンジンの復権を果たしたというところです。

フォルクスワーゲングループの排ガス不正問題以降世界的にディーゼルエンジンへの風当たりは強くなりつつある状況ですが、マツダがSKYACTIVテクノロジーによってディーゼルエンジン搭載車の車としての本来の魅力と価値を世に知らしめたというのは非常に大きな成果だといえます。

画像出典:mazdaホームページ

CX-5のガソリンエンジン搭載モデルについて

マツダCX-5のラインアップにはディーゼルエンジン搭載モデル以外にガソリンエンジン搭載モデルも設定されており、ガソリンエンジンには2000㏄と2500㏄があります。

※2018年の大幅な商品改良によって、2500㏄ガソリンエンジンにターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」(PY-VPTS型)が追加されました。

関連記事:CX-5はガソリンターボとディーゼルターボのどちらがおすすめか

2000㏄ガソリンエンジンでは役不足

2000㏄搭載モデルのスペックは現行型で115KW(156PS)/199N・m(20.3kgf・m)であり、このパワーで車両重量が1.5トンを超えるCX-5を走らせるのはかなり苦しいといえます。

日常の足として街乗りがメインであれば不満を感じるシーンも少ないかもですが、高速走行の際には絶対的なパワー不足は否めず合流シーンや追い越し加速、登坂車線走行においてはかなり不満を感じるスペックです。

したがって、CX-5のガソリン車の中古車を選ぶなら迷わず2500㏄エンジン搭載モデルを選びたいところです。

CX-5のディーゼルとガソリン仕様の中古車価格相場

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのラインアップを持つマツダCX-5ですが、ディーゼルエンジン仕様とガソリンエンジン仕様それぞれの中古車価格相場を比べてみると、同年式で走行距離同等、グレード的にも近い中古車だとディーゼルエンジン搭載モデルの方がガソリン仕様よりも20万~30万円くらい高めとなっています。

新車価格でみると、CX-5のディーゼルとガソリン搭載モデルの価格差は同一グレードで約38万円程度の価格差となっており、CX-5の中古車価格においてもその価格差がそのまま反映されているような状況です。

※ガソリンエンジンモデルに前出の2.5Lターボモデルが追加される前のNAエンジンでの比較であり2.5Lガソリンターボ搭載モデルは、ディーゼルエンジン搭載モデルと同価格(Lパッケージ)に設定されています。

仮にディーゼルエンジンモデルの人気が低ければ中古車価格も新車の価格差イコールとはならない事を考えると、CX-5のディーゼルは中古車市場でも高い人気を誇っているという事が判ります。

CX-5ディーゼルのメリットとデメリット

新車でも中古車でも高い人気を誇っているCX-5ディーゼルですが、その魅力は何といっても怒涛の動力性能がもたらす余裕の走りだといえます。

CX-5は初代モデルから排気量2200㏄のディーゼルターボエンジンが搭載されていますが、特筆すべきはそのディーゼルエンジンから発生するトルクで、初代モデルでも420N・m、現行モデルとなる2代目ではマイナーチェンジでCX-8に搭載される改良型のSKYACTIV-Dが搭載され、その発生トルクはなんと450N・mにもなります。

このトルクがもたらす余裕の走りと経済性の高さこそがCX-5ディーゼルの最大のメリットですね。

一方のデメリットはやはりディーゼルエンジン特有のカラカラ音で、ガソリンエンジン搭載モデルに比べるとやはりこのディーゼルのノック音はうるさいと言わざるを得ません。

もちろん車室内は遮音が施されているので車外で聞くほど気にはなりませんし、2代目では更にこの遮音が強化されていていますが、中古車として初代モデルのCX-5のディーゼルをチョイスするなら、このディーゼル音は妥協するしかないでしょう。

CX-5のディーゼルに多い故障やトラブル

CX-5のディーゼルエンジンは高価な排気ガス浄化システムを使わずに厳しい排気ガス規制をクリアしておりその肝となるのがDPFとEGRシステムです。

DPFの再生不良について

DPFはディーゼルパティキュレートフィルタの頭文字をとった略でディーゼルエンジンから排出されるPM(パティキュレートマター)と呼ばれる煤を漉しとるためのフィルターです。

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PMを捕獲し続けるとDPFはそのままの状態だといずれ捕獲できるキャパを超えてしまうため、そうならないために定期的に燃焼温度を上げてDPFに堆積した煤を焼き切るというDPF再生が行われますが、このDPF再生のプログラムが何らかの原因で正常に作動しなくなるといった故障事例が発生しています。

この問題は初期の前期型のSKYACTIV-Dで発生していたようなので、中古車で初期のSKYACTIV-D搭載のCX-5を購入する際にはサービスキャンペーンで対策済みなどの履歴などをきちんと確認した方が良いといえます

ちなみに後期型や2代目モデルではそのような不具合の情報もなく改善されているようです。

EGRシステムが根本的に問題

ディーゼルエンジンはCX-5に限らず空気に対し燃料が薄く燃焼温度が高いため空気中の窒素が酸素と化合してNoxと呼ばれる窒素酸化物を多く生成します。

このNoxの生成を抑える方法の一つにEGRと呼ばれる排気ガスを燃焼室内に再循環して燃焼温度を下げるという技術があります。

CX-5のディーゼルエンジンは、このEGRをDPFを通過する前の排気ガスを循環させています。

したがってエンジンの吸気側にDPFで漉される前の煤が大量に含まれた排気ガスを導入するため、だんだんと吸気通路内に煤が堆積していきます。

煤自体はサラサラなので吸気と共に燃焼室内に基本は吸い込まれるのですが、この煤に同じく吸気の戻されるブローバイと言われるオイルミストが混ざり合うと吸気管内にへばりついて堆積していきます。

こうなると吸気通路がどんどん狭くなり必要な空気をエンジンに送り込むことが出来なくなるため、エンジンが本来の仕事をすることが出来なくなりパワー不足が発生します。

これはCX-5のディーゼルエンジンに採用されているEGRシステムの根本的な問題であり初代モデルでは必ず発生する問題です。

実際にはもともとが大トルクで余裕の走りを実現しているディーゼルエンジンなので煤の堆積によるパワーダウンが発生しても実用上はほとんどその変化を感じないといわれていますが、吸入空気量が少なくなれば充填効率も低下しますので燃費性能にも悪影響を及ぼします。

大体7万キロくらいでかなりの煤が吸気系に堆積しますので、7万キロ以上走行のCX-5ディーゼルの中古車を購入する際には要チェックの項目ですが、やはり理想は煤除去のオーバーホールがされている中古車を選ぶという事だといえます。

CX-5ディーゼルの中古車を買うなら何年落ちか?走行距離は?

年式は何年式以降を選ぶべきか

CX-5のディーゼルの中古車を買うならやはり2代目モデルがおすすめなので、年式は2016年以降のモデルを選びたいところです。

ただCX-5は初代・2代目共に中古車市場でも非常に人気が高く、特に2代目モデルはかなりの高値で流通していますのでなかなか中古車としても手が出しづらいところもあります。

もちろん5年落ちとかになってくるとそれなりに価格も安くなってはきますがそれだけ走行距離も多くなりますし劣化度合も大きくなるので、3年落ちくらいのモデルがおすすめではないかと思います。

走行距離はどれくらいを選ぶべきか

2代目のCX-5の中古車はどうしてもまだ値段も高く手が出ない・・という場合は初代CX-5のディーゼルが選択肢となりますが、初代モデルを選ぶなら大前提として後期型を選んだ方が良いです。

画像引用:wikipedia.org/

前期型のCX-5のディーゼルはSKYACTIV-Dを初めて市場投入したモデルであり正直完成度が高いとは言えません。

前期型のSKYACTIV-Dは不具合も多く、その対策を折り込んで熟成させたのが後期型になりますのでトラブルも少なく完成度は前期型とは比べ物にならないほどです。

後期型を前提に、上記で述べた煤の堆積を考えると5万キロ以下の中古車を探すのがベストだといえます。

CX-5ディーゼルの中古を買うなら4WDがおすすめ

初期型の後期、2代目モデルの中古車の中でも特におすすめなのが4WDモデルです。

CX-5の4WDシステムは2WDと変わらない燃費性能を確保しながら抜群の走行安定性を誇る非常に優秀なシステムです。

CX-5自体はクロカンSUVではないので4WDの走破性を追求するのではなく雨天や雪道の走行安定性や安全性、快適性を重視した味付けになっておりいざという時に非常に頼りなります。

4WDといえばスバルのイメージが強くマツダ車の4WDはあまり馴染みがありませんが技術レベルは非常に高く、スバルをも凌駕する先進の4WDシステムは一度乗ってみる価値ありです。

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