雹(ひょう)害車の修理方法や費用について

異常気象の増加に伴い、全国のみならず世界中各地でその発生頻度が増えている、ゲリラ豪雨による水害と降雹ですが、両方ともに自動車には大変深刻なダメージを与える自然現象です。

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車が水没した場合は、コンピューターが置かれている車両室内の足元(助手席側)まで浸水するとほぼ全損状態となりますが、雹害の場合だとボディ外販へのダメージや、フロント&リアウインドウなどの破損といった状況はあるものの、車としての機能が完全に消失するには至らないのが普通です。

自動車の雹によるダメージ

雹は氷の塊であり、一般的な氷と同等の硬さのものが。空から自動車めがけて降ってきます。その大きさは大小さまざまですが、過去に降った雹で最大のものは、直径が29.6㎝でその重さは3.4kgもあったそうです。

2017年に東京都で降った雹は、小指の第一関節程度の大きさでしたが、車はもちろん生活圏においてはさまざまな被害がありました。

自動車のボディ外板は0.6㎜~0.8㎜と1㎜以下の鉄板やアルミ材を採用しており、外部からの衝撃で容易に変形してしまいます。

したがっで、数センチ程度の雹が上空から降ってきてルーフやんボンネットといった車のボディ外板に衝突すると、その部分は塗装剥がれや凹みなどのダメージを受けます。

そのダメージは一か所だけではなく、ボディ外板前面に発生しますので、雹害にあった車はボディが波打ったようにボコボコの状態になってしまいます。

雹害を受けた車は車両保険で治せるのか?

実際、このような雹害を受けた車を修理するのは、多くの方が車両保険での修理を考えるのではないかと思います。

その場合、気になるのが雹害のような複数の修理箇所に対して車両保険は適用されるのか?という事ですが、雹(飛来中の他物との衝突)による損害は車両保険で補償されます。

車両保険にはエコノミー型と一般型がありますが、どちらの契約でも補償されます。

なお、雹害の修理で車両保険を使った場合は、翌年の保険契約は1等級ダウンとなるのが一般的なので、修理費用と等級ダウンによる保険料アップの割合を比較して、車両保険の使用を判断した方が良いといえます。

雹害車の修理費用はどれくらいかかるのか

雹によるダメージの度合いにもよりますが、例えばボンネットやルーフパネル自体を交換するとなると、数十万円以上の修理費用が発生しますし、ルーフパネルを交換した場合は修復歴ありの中古車扱いとなってしまうため、買取査定の際に不利になってしまう事も。

それ以外の数か所や小さな凹みの場合であれば、デントリペアという修理方法も有効です。

デントリペアは、もともと雹害の多いアメリカでは多く行われている修理方法ですが、日本国内でも取り扱う修理専門店も多数あります。

デントリペアは、通常の凹み修理のような板金塗装を行わず、凹み部を裏から特殊な器具で押し出して元の形に復元します。

したがってデントリペアのメリットは、修理が早いという事と、凹みがそれほど深くなく数か所であれば修理費用が安く抑えられるというところです。

具体的には凹みの深さや大きさによっても料金は異なりますが、一か所あたり8000円~の料金が一般的のようです。

車両保険を使用せずに雹による凹みを修理する場合などには、このデントリペアでの修理を検討してみると良いでしょう。

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