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マツダCX-3を買うならディーゼル仕様とガソリン仕様のどちらがおすすめか

マツダCX-3はコンパクトSUVとして登場し、魂動デザインとSKYACTIVテクノロジーを武器にそれまでそのセグメントでの主力であった日産ジュークとホンダヴェゼルに真っ向勝負を挑んだマツダの力作です。

初代の登場が2015年で日本国内向けにはマツダご自慢の低圧縮比のクリーンディーゼルである排気量1500㏄のSKYACTIV-Dのみの設定で市場投入されました。

関連記事:コンパクトカーディーゼルのメリットとデメリットと中古車選び

その後それまでは海外向けにのみ設定されていたPE型と呼ばれる2000㏄ガソリンエンジンのSKYACTIVを搭載したモデルが追加投入され、現在は排気量を1500㏄から1800ccに拡大したディーゼルエンジンと2000㏄ガソリンエンジンの2機種での設定となっています。

コンパクトSUVの市場はその後2016年にCX-3、ホンダヴェゼルよりややサイズが大きいトヨタC-HRが登場し、あっという間にこのジャンルを席捲してしまいました。

ライバル車種の登場によりマツダCX-3も現状では販売が伸び悩み苦戦している状況ですが、市場投入した当時は日本国内でも7000台/月をコンスタントに売り上げており中古車市場にも多くのマツダCX-3の中古車が流通しています。

マツダCX-3のディーゼル仕様とガソリン仕様の比較

マツダCX-3のディーゼル仕様とガソリン仕様の違いについて比較してみました。

まずエンジン諸元ですが、ディーゼル仕様に搭載されるのは1800㏄のコンパクトディーゼルエンジンです。

ちなみに1800㏄はマイナーチェンジで設定されたものであり、マイナーチェンジ前は1500㏄のコンパクトディーゼルを搭載していました。

排気量アップの背景は、走りの改善と排ガス規制対応と言われていますが、実際にエンジンスペックとしてS5型と呼ばれる1500㏄ディーゼルの最高出力77KW(105PS)/最大トルク270N・mに対し、マイナーチェンジ後のS8型と呼ばれる1800㏄では85KW(116PS)/最大トルク270N・mとなっています。

最高出力は向上していますが実際に車としての走り感はトルクに依存しますので、トルク特性が同じであることから基本は同じ、体感するとしたらギア比の違いによる味付けの差という事になります。

ギア比で言えば1800㏄の方が若干ハイギアードな設定となっていますので走りの伸び感に味付けを振っているといえます。

一方のガソリンエンジンは、最高出力109KW(150PS)/最大トルク192N・mとなっており、低速域でのトルクフルな走りという点ではやはりディーゼル仕様に軍配が上がります。

ただガソリンエンジン仕様は高回転域での伸びやかさはディーゼル仕様を凌駕しますので、マニュアルモードでパドルシフトを駆使した走りを楽しむならガソリンエンジン仕様がおすすめです。

画像出典:mazda HP

CX-3ディーゼル仕様のメリット・デメリット

CX-3ディーゼル仕様のメリットはやはりガソリンエンジン仕様に比べ約1.4倍ものトルクが生み出す走行性能の差で、街乗りから高速走行のあらゆるシーンでディーゼルエンジンのビッグトルク恩恵を感じる事が出来ると思います。

またそのビッグトルクにより走行性能に余裕が生まれるという事は少ないアクセルの踏み込み量で不自由なく車を走行させることが出来ますので、燃料消費量が少なくて済む、すなわち燃費性能に優れているというメリットもあります。

その一方でディーゼルエンジン仕様のデメリットはやはり、ディーゼルエンジン特有のカラカラというノック音で、マツダの誇る低圧縮ディーゼルのSKYACTIV-Dにおいてもその音はウイークポイントです。

車室内は遮音により限りなくエンジン音の侵入が抑えられていますが、それでも感加速時にはカラカラという独時のエンジン音が耳に入ってきます。

車両の外では更にその音はよく聞こえますので、悪く言えば安っぽいエンジン音として一般のユーザーに認識されやすく好みが大きく分かれるところです。

また、CX-3に搭載されるディーゼルエンジンはターボチャージャーでの過給を行っていますがターボ自体のトラブルやEGRを制御するために排気系に設けられた電子制御式のシャッターバルブの故障も多いようです。

画像出典:mazda HP

CX-3ガソリン仕様のメリット・デメリット

ではCX-3のガソリンエンジン仕様の方はどうなのか?ということですが、メリットとしてはガソリンエンジンの静粛性と高回転まで気持ちよく回しながら走ることが出来るフィーリングだといえます。

もともとマツダのSKYACTIV-Gは4気筒エンジンでありながら振動系をうまく消している事も特徴であり、マニュアルモードでシフトアップまで引っ張ってもエンジン回転の頭打ち間がなくストレスフリーで回るのが特徴です。

要するにアクセルをぐっと踏み込んだ時に高回転域でリニアにトルクがするするっと立ち上がってくるフィーリングで、個人的にはこれがマツダのいうZoom-Zoomの具現化ではないかと思います。

一方のデメリットですが、やはりガソリンエンジンのトルクのピーキーさで2000㏄エンジン相場並みのトルクしか発生していないのでATのDレンジ固定で走行する際には出足のもっさり感は否めません。

殆どのユーザーがDレンジ固定で走行すると思いますが出足のもっさりとした感じはガソリンエンジンの静粛性と高速域のレスポンスビリティとのトレードオフとして割り切る必要があるといえます。

もう一つのデメリットはこのCX-3のガソリンエンジン仕様はエコカー減税の対象にならないという事です。

経済性の面では非常に大きなデメリットなのでこれらも含めた判断が必要になります。

CX-3を買うならディーゼル仕様とガソリン仕様どちらがおすすめか

そういったそれぞれのメリット・デメリットを踏まえCX-3を買うならディーゼル仕様とガソリン仕様のどちたがおすすめか?ということですが、経済性重視と街乗りなどのがメインで日常の足として使うならばディーゼル仕様がおすすめだといえます。

逆にいえば長距離ドライブや日常の使い方においてもワインディングをエンジンをぶん回して走るような、趣味性の強い使い方をするのであればガソリンエンジン仕様の方が面白いのではないかと思います。

それぞれ自分の自動車ユーザーとしてのスタイルや車の使用目的によって同じデザインで選択肢が広いというのもまたマツダCX-3の大きな魅力だといえます。

CX-5ディーゼルの中古車を買うなら走行距離はどれくらいがベストか

マツダCX-5は、国内で販売されているSUVの中でもトップクラスの人気を誇る車種で現在のマツダの華々しい業績と魂動デザインによって築かれつつあるマツダデザインのアイデンティティとブランドイメージの牽引役ともいえるモデルです。

マツダCX-5のもう一つの大きな特徴は、SKYACTIVテクノロジーによって日本国内にディーゼルエンジンの復権を果たしたというところです。

フォルクスワーゲングループの排ガス不正問題以降世界的にディーゼルエンジンへの風当たりは強くなりつつある状況ですが、マツダがSKYACTIVテクノロジーによってディーゼルエンジン搭載車の車としての本来の魅力と価値を世に知らしめたというのは非常に大きな成果だといえます。

画像出典:mazdaホームページ

CX-5のガソリンエンジン搭載モデルについて

マツダCX-5のラインアップにはディーゼルエンジン搭載モデル以外にガソリンエンジン搭載モデルも設定されており、ガソリンエンジンには2000㏄と2500㏄があります。

2000㏄搭載モデルのスペックは現行型で115KW(156PS)/199N・m(20.3kgf・m)であり、このパワーで車両重量が1.5トンを超えるCX-5を走らせるのはかなり苦しいといえます。

日常の足として街乗りがメインであれば不満を感じるシーンも少ないかもですが、高速走行の際には絶対的なパワー不足は否めず合流シーンや追い越し加速、登坂車線走行においてはかなり不満を感じるスペックです。

したがって、CX-5のガソリン車の中古車を選ぶなら迷わず2500㏄エンジン搭載モデルを選びたいところです。

CX-5のディーゼルとガソリン仕様の中古車価格相場

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのラインアップを持つマツダCX-5ですが、ディーゼルエンジン仕様とガソリンエンジン仕様それぞれの中古車価格相場を比べてみると、同年式で走行距離同等、グレード的にも近い中古車だとディーゼルエンジン搭載モデルの方がガソリン仕様よりも20万~30万円くらい高めとなっています。

新車価格でみると、CX-5のディーゼルとガソリン搭載モデルの価格差は同一グレードで約38万円程度の価格差となっており、CX-5の中古車価格においてもその価格差がそのまま反映されているような状況です。

仮にディーゼルエンジンモデルの人気が低ければ中古車価格も新車の価格差イコールとはならない事を考えると、CX-5のディーゼルは中古車市場でも高い人気を誇っているという事が判ります。

CX-5ディーゼルのメリットとデメリット

新車でも中古車でも高い人気を誇っているCX-5ディーゼルですが、その魅力は何といっても怒涛の動力性能がもたらす余裕の走りだといえます。

CX-5は初代モデルから排気量2200㏄のディーゼルターボエンジンが搭載されていますが、特筆すべきはそのディーゼルエンジンから発生するトルクで、初代モデルでも420N・m、現行モデルとなる2代目ではマイナーチェンジでCX-8に搭載される改良型のSKYACTIV-Dが搭載され、その発生トルクはなんと450N・mにもなります。

このトルクがもたらす余裕の走りと経済性の高さこそがCX-5ディーゼルの最大のメリットですね。

一方のデメリットはやはりディーゼルエンジン特有のカラカラ音で、ガソリンエンジン搭載モデルに比べるとやはりこのディーゼルのノック音はうるさいと言わざるを得ません。

もちろん車室内は遮音が施されているので車外で聞くほど気にはなりませんし、2代目では更にこの遮音が強化されていていますが、中古車として初代モデルのCX-5のディーゼルをチョイスするなら、このディーゼル音は妥協するしかないでしょう。

CX-5のディーゼルに多い故障やトラブル

CX-5のディーゼルエンジンは高価な排気ガス浄化システムを使わずに厳しい排気ガス規制をクリアしておりその肝となるのがDPFとEGRシステムです。

DPFの再生不良について

DPFはディーゼルパティキュレートフィルタの頭文字をとった略でディーゼルエンジンから排出されるPM(パティキュレートマター)と呼ばれる煤を漉しとるためのフィルターです。

画像出典:mazdaホームページ

PMを捕獲し続けるとDPFはそのままの状態だといずれ捕獲できるキャパを超えてしまうため、そうならないために定期的に燃焼温度を上げてDPFに堆積した煤を焼き切るというDPF再生が行われますが、このDPF再生のプログラムが何らかの原因で正常に作動しなくなるといった故障事例が発生しています。

この問題は初期の前期型のSKYACTIV-Dで発生していたようなので、中古車で初期のSKYACTIV-D搭載のCX-5を購入する際にはサービスキャンペーンで対策済みなどの履歴などをきちんと確認した方が良いといえます

ちなみに後期型や2代目モデルではそのような不具合の情報もなく改善されているようです。

EGRシステムが根本的に問題

ディーゼルエンジンはCX-5に限らず空気に対し燃料が薄く燃焼温度が高いため空気中の窒素が酸素と化合してNoxと呼ばれる窒素酸化物を多く生成します。

このNoxの生成を抑える方法の一つにEGRと呼ばれる排気ガスを燃焼室内に再循環して燃焼温度を下げるという技術があります。

CX-5のディーゼルエンジンは、このEGRをDPFを通過する前の排気ガスを循環させています。

したがってエンジンの吸気側にDPFで漉される前の煤が大量に含まれた排気ガスを導入するため、だんだんと吸気通路内に煤が堆積していきます。

煤自体はサラサラなので吸気と共に燃焼室内に基本は吸い込まれるのですが、この煤に同じく吸気の戻されるブローバイと言われるオイルミストが混ざり合うと吸気管内にへばりついて堆積していきます。

こうなると吸気通路がどんどん狭くなり必要な空気をエンジンに送り込むことが出来なくなるため、エンジンが本来の仕事をすることが出来なくなりパワー不足が発生します。

これはCX-5のディーゼルエンジンに採用されているEGRシステムの根本的な問題であり初代モデルでは必ず発生する問題です。

実際にはもともとが大トルクで余裕の走りを実現しているディーゼルエンジンなので煤の堆積によるパワーダウンが発生しても実用上はほとんどその変化を感じないといわれていますが、吸入空気量が少なくなれば充填効率も低下しますので燃費性能にも悪影響を及ぼします。

大体7万キロくらいでかなりの煤が吸気系に堆積しますので、7万キロ以上走行のCX-5ディーゼルの中古車を購入する際には要チェックの項目ですが、やはり理想は煤除去のオーバーホールがされている中古車を選ぶという事だといえます。

CX-5ディーゼルの中古車を買うなら何年落ちか?走行距離は?

年式は何年式以降を選ぶべきか

CX-5のディーゼルの中古車を買うならやはり2代目モデルがおすすめなので、年式は2016年以降のモデルを選びたいところです。

ただCX-5は初代・2代目共に中古車市場でも非常に人気が高く、特に2代目モデルはかなりの高値で流通していますのでなかなか中古車としても手が出しづらいところもあります。

もちろん5年落ちとかになってくるとそれなりに価格も安くなってはきますがそれだけ走行距離も多くなりますし劣化度合も大きくなるので、3年落ちくらいのモデルがおすすめではないかと思います。

走行距離はどれくらいを選ぶべきか

2代目のCX-5の中古車はどうしてもまだ値段も高く手が出ない・・という場合は初代CX-5のディーゼルが選択肢となりますが、初代モデルを選ぶなら大前提として後期型を選んだ方が良いです。

画像引用:wikipedia.org/

前期型のCX-5のディーゼルはSKYACTIV-Dを初めて市場投入したモデルであり正直完成度が高いとは言えません。

前期型のSKYACTIV-Dは不具合も多く、その対策を折り込んで熟成させたのが後期型になりますのでトラブルも少なく完成度は前期型とは比べ物にならないほどです。

後期型を前提に、上記で述べた煤の堆積を考えると5万キロ以下の中古車を探すのがベストだといえます。

CX-5ディーゼルの中古を買うなら4WDがおすすめ

初期型の後期、2代目モデルの中古車の中でも特におすすめなのが4WDモデルです。

CX-5の4WDシステムは2WDと変わらない燃費性能を確保しながら抜群の走行安定性を誇る非常に優秀なシステムです。

CX-5自体はクロカンSUVではないので4WDの走破性を追求するのではなく雨天や雪道の走行安定性や安全性、快適性を重視した味付けになっておりいざという時に非常に頼りなります。

4WDといえばスバルのイメージが強くマツダ車の4WDはあまり馴染みがありませんが技術レベルは非常に高く、スバルをも凌駕する先進の4WDシステムは一度乗ってみる価値ありです。

ロータリーエンジン搭載車は希少価値のある車になっていく?

ロータリーエンジンは数ある世界中の自動車メーカーの中でも、日本のマツダのみが開発し生産しているエンジンです。

したがって、現在市場で走行している、ロータリーエンジンを搭載した市販車は、マツダの車種のみとなりますが、マツダの車種もRX-8を最後に、ロータリーエンジンを搭載した車は生産終了となりました。

なので、現在購入可能なロータリーエンジンを搭載した車は、すべて中古車のみという事になります。

目次

 

ロータリーエンジン搭載車はなぜ生産終了したか

RENESISという、ノンターボのロータリーエンジンを搭載したRX-8をもって、ロータリーエンジンが生産を終了した理由は、燃費と排気ガス規制への適合が困難という理由です。

ガソリンや軽油といった、化石燃料を燃やして車を走らせるエネルギーを生み出す内燃機関を搭載した自動車は、化石燃料を燃やして発生する排気ガスを、いかにきれいな状態で大気に放出するかが重要な課題です。

自動車の排出する排気ガスは、地球温暖化の原因ともいわれており、同じ距離を走っても可能な限りその排出量を少なくする必要があります。

こういった、内燃機関を搭載する自動車に求められる排ガス規制や燃費規制といったハードルは年々厳しくなっており、それらを越えるためには、キャタリストコンバーターによる後処理的な排気ガスの浄化に加え、エンジンそのものの燃焼を改善し、元からクリーンな排気ガスが排出される状態を作ることも重要です。

ロータリーエンジンを搭載した新型車が復活する可能性はあるのか

エンジンの燃焼改善といえば、ロータリーエンジンを生産するマツダが、SKYACTIVという、画期的に燃焼を改善したエンジンを世に送り出しているのですから、ロータリーエンジンも同じように画期的に燃焼を改善する事ができるのではないかと思われがちですし、実際市場でもマツダのSKYACTIVテクノロジーでロータリー復活といった憶測記事が多く見受けられます。

しかしながら、ロータリーエンジンの基本構造から考えると、飛躍的な燃焼改善は難しく、現在更には将来的な排気ガスや燃費規制に適合できるロータリーエンジンの市場投入は事実上不可能ではないかと思います。

理由はやはり、ロータリーエンジン特有の、まゆ型のトロコイド曲線と三角形のローターで形成される横長の燃焼室内で、レシプロエンジンのように全域で理想的な燃焼状態を維持するのは困難であるという事です。

そういった観点から、あくまでも個人的な意見ではありますが、RX-VISIONとして、RX-7やRX-8のようなロータリーエンジンのみを搭載した新型車の登場を多くのファンから期待されていますが、その可能性はほぼないのではないかと思います。

ちなみにロータリーエンジンのみを搭載した新型車ではなく、既にマツダからは発表されていますが、ロータリーエンジンを発電専用エンジンとして搭載した、レンジエクステンダーEVは数年内に登場するようです。

車両に搭載する発電用としての使い方であれば、定常運転のみで最も効率の良い領域を使う事も可能なので、コンパクトなロータリーエンジンが向いているとも言えます。

中古車市場でのタマ数は年々減っているが、希少価値が付くのはまだまだ先?

現在生産終了し、確定ではありませんが将来的にも新型車の登場の可能性が低いロータリーエンジン搭載車を購入する方法は、市場に流通している中古車を入手するのみとなります。

もともとロータリーエンジン搭載車といえば、サバンナRX-7(SA22、FC)、RX-7(FD)、RX-8とスポーツカーのジャンルであり、過激な走行をするユーザーも多く、事故やエンジンブローなどによる廃車等で、中古車市場でのタマ数はどんどん少なくなっているのが実状です。

市場の流通量が減ってくると、希少価値も出てきますが、もともとの市場流通量もそこそこ多いことと、ロータリーエンジン搭載車の場合は一部のマニアックなユーザーの支持に限定される、また燃費が悪く維持メンテナンスにも金がかかるというイメージがあるため、10年、20年落ちでは他の低年式のスポーツカーのような人気の盛り上がりは無いようです。

逆に言えば、経済性の低さには目をつぶってでも、ロータリーエンジンの持つ独特の回転フィールや、ロータリーターボ搭載車に至っては、怒涛のパワーとモーターのような加速感を味わいたいという方には、まだまだ選択肢のある今がまさに買いのタイミングだとも言えます。

ロータリーエンジン搭載車と中古車価格相場

では実際、ロータリーエンジン搭載車と、中古車価格相場はどれくらいなのか調べてみました。

サバンナRX-7(SA22)

マツダ初のリトラクタブルヘッドライトを採用した、ロータリーエンジン専用のスポーツカーで、世界中にロータリーエンジンの素晴らしさを知らしめた1台とも言えます。

当初はNAのロータリーエンジンのみでしたが、1983年にターボが追加され、ルーチェ/コスモと同様にロータリーターボ搭載モデルが登場しました。

現在の中古車市場には、NA仕様、ターボ仕様ともに流通していますが、タマ数自体はかなり減ってきています。

中古車価格相場:100万~300万程度

サバンナRX-7(FC)

SA22より排気量アップした、13B型のロータリーエンジンにターボを装着し登場したのが、このFC型です。

プアマンズポルシェと揶揄されたそのスタイルは、ポルシェ944をイメージさせるデザインでしたが、ブリスターフェンダーのラインなど、細部のディテールはポルシェよりはるかに洗練されたジェントルなデザインでした。

インタークーラー付きツインスクロールターボで武装した13B型ロータリーエンジンは、当時のグロス表示で185PSを発揮するパフォーマンスを誇る、ピュアスポーツです。

現在の中古車市場で購入可能なロータリーエンジン搭載車の現実解としては、このFCの後期型くらいからが、入手可能な選択肢だといえます。

中古車価格相場:80万~300万程度

RX-7(FD)

FC型のフルモデルチェンジとして、バブル絶頂期の1986年頃に開発がスタートされたFDは、ボディサイズもFCの5ナンバー枠から3ナンバー枠に拡大され、エンジンもFCの13Bツインスクロールターボから、2基のタービンを持つシーケンシャルツインターボへと変更され、ロータリースポーツとしての地位を確立しました。

発売された1991年は、その年の2月にバブル経済がはじけ景気が急激に減速した年であり、高級スポーツカー路線に舵を切っていたFDにとってはまさに最悪のタイミングでの市場投入となりましたが、根強いロータリーファンの支持を受け、そこそこのセールスを記録しました。

中古車価格相場:90万~300万程度

RX-8

環境規制に適合した、RENESISと呼ばれる次世代ロータリーエンジンを搭載して登場したのがRX-8です。

アメリカでの販売対応として、4人乗りの4ドアを前提に開発されたモデルですが、搭載されるロータリーエンジンはノンターボで、RX-7のような爆発的なターボ過給の加速感はありませんが、滑らかな回転フィールは4ドアスポーツとしてのジェントルな走りを実現しています。

大人4人で長距離はかなりきついですが、短い距離なら使えそうなので、家庭持ちでロータリーエンジン搭載モデルに乗りたい人におすすめです。

参考ページ:マツダRX-8(アールエックスエイト)の中古車相場

マツダ(ユーノス)コスモ

バブル崩壊直前の、1990年に登場したスペシャリティカーであるコスモは、量産車としては最初で最後となる3ローターロータリーエンジンを搭載し、更にそれに加えてRX-7と同様のシーケンシャルツインターボで武装した、ハイパワーモデルです。

国内の自主規制で280PSとなっていましたが、実際の発生出力は300PSを越えていたともいわれています。

また、発売当時はようやくABSが普及し始めた頃で、上級グレードにしかABSの設定はなく、トルク制御を行うトラクションコントロールの設定もなかったので、ウェットな路面等で不意にアクセルを踏み込むと、後輪がたちまちグリップを失いコントロール不能に陥るという車でもありました。

(著作権者:ゴリバーさん、ウキペディア マツダコスモ

既にバブルも崩壊し不況の真っただ中で、ユーノスチャンネルのフラッグシップカーとして登場したコスモでしたが、販売不振にあえぎユーノスチャンネルの廃止と共に1代限りのモデルで終わりました。

コスモには、3ローターと2ローターエンジンの搭載モデルがありますが、中古車価格は2ローターの場合だと50万円程度から購入可能ですが、3ローターはやはりその希少性から200万円以上で流通しています。

マツダMPVの中古車相場と購入時に注意したいポイント

【目次】

時代を先取りしすぎた初代マツダMPV

マツダ唯一のフルサイズミニバンである「MPV」は、歴史をさかのぼれば1988年に日本のミニバンの先駆けとしてV6 3.0Lエンジンを搭載した初代MPVが登場しました。

しかしながら、当時はまだ日本ではミニバンのニーズは殆ど無く、ミニバンブームなどとは程遠い状態であったことと、本革シート仕様ワングレードのみの、当時の価格で355万円という高価格設定であったこともあり、殆ど日本国内で販売される事はありませんでした。

その後、初代ボディ形状をベースに、廉価版の設定や2.5Lディーゼルターボエンジンの搭載&4WDの追加などを行い、また市場もミニバンブームの兆しが見え始めたことからそこそこの販売台数となりました。

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画像出典:wikipedia

使い勝手抜群の2代目MPV

そんな時代を先取りしすぎた感のあるMPVですが、2代目はミニバンブームの流れに乗り、フォード製のV6 2.5Lエンジンを搭載しスライドドアとからくりシートを採用し、非常に使い勝手の良いミニバンに生まれ変わって登場しました。

現在市場に流通している、マツダMPVの中古車は3代目MPVが主流なので、この2代目自体は少なくなっていますが、もともと家族連れのユーザーが多い車種のため、年式は経っているけど走行距離が少ない中古車も多く、格安で使い勝手のよいミニバン中古車として根強い人気を誇っています。

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走りを追求した3代目MPV

実用性を重視したミニバンスタイルから一転して、3代目MPVではロー&ロングなフォルムに、ターボエンジン搭載モデルを設定し、他のミニバンとは一線を画す、走りを強調したミニバンになりました。

現在、中古車市場でのマツダMPVの主流は、2006年に登場したこの3代目MPV(LY系)となっています。
ちなみにマツダMPVはこの3代目が最後のモデルとなり、ターボモデルは2010年7月に、それ以外のモデルも2016年3月に生産終了となり、1988年の初代登場から実に28年の歴史に幕を下ろしました。

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2代目マツダMPVの中古車相場と購入時にチェックすべきポイント

現在の中古車市場に流通している、マツダMPVの中古車の価格相場をみると、2代目MPV(LW系)では75万円くらいが上限の相場のようです。

2代目MPVではV6エンジン搭載モデルと、マイナーチェンジで追加された2.3L直4エンジン搭載モデルが主流となります。V6エンジンは2.5Lと3.0Lが存在しますが、3.0Lは設定から1年で廃止されたため、殆ど市場には流通しておらず、中古車市場でのマツダMPVのV6エンジン搭載車の主流は2.5Lとなります。

2.5LV6エンジン搭載車は、2003年までしか生産されていないので、既に13年以上が経過しており、程度の良い中古車を見つけるのは結構難しい状況です。したがって、2代目MPVの中古車を検討するのであれば、マイナーチェンジ後の2.3L直4エンジン搭載車をメインに検討する方が良いでしょう。

確かにスムーズさは6気筒エンジンに劣りますが、軽快さと実用十分なパワーは兼ね備えている、後に初代アテンザにも搭載された非常に優秀なエンジンなので中古車としてのコストパフォーマンスからも十分満足できると思います。

スペアタイヤの劣化は要注意

2代目マツダMPVは、スペアタイヤがセカンドシート部のフロア下に搭載されています。2代目MPVではからくりシートを採用したために、従来スペアタイヤが収納されているトランク床下スペースにシートが格納され、その影響を受けスペアタイヤの収納場所がフロア下という、常に外気にさらされる場所になっています。

常に外気に晒される場所に格納されたスペアタイヤは劣化も激しく、タイヤのゴム自体が劣化してしまい、またエアーバルブの劣化も進み空気圧不足の状態になってしまっている場合が多く、スペアタイヤとしての機能を果たせない状態になっている場合も。

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なので、低年式の2代目MPVの中古車を検討する際は、スペアタイヤの状態も必ずチェックするようにしましょう。

3代目マツダMPVの中古車相場と購入時にチェックすべきポイント

3代目MPV(LY系)の中古車相場は、270万円くらいが上限相場のようです。

3代目MPVの最大の魅力は何と言っても、ミニバンとは思えない怒涛の走りを体感できるターボモデルで、その走りは他のミニバンを凌駕しますし、なんといってもそれほどのパフォーマンスを年式によっては100万円以下で手に入れる事が出来るというところですね。

また動力性の割には燃費も悪くなく、ハイオク指定となりますが市街地走行でも9km/L、高速走行では10km/Lを超える高燃費を実現しています。

したがって、3代目MPVの中古車購入を検討するなら、断然ターボエンジン搭載モデルの「23T」がおすすめです。

ターボチャージャーの故障には要注意

3代目MPVの中古車としておすすめのターボエンジン搭載モデルですが、その一方でターボチャージャーのトラブルが多いのも事実です。

具体的にはターボチャージャー内にオイルが流れ込んでしまい、オイルが燃焼して白煙となってテールパイプから排出されるというトラブルで、白煙発生の症状が発生すると、ターボチャージャーを交換することになり、修理費用も高額となってしまいます。

この白煙問題については、マツダよりリコールが届けられていますが、あくまでも指定期間内に症状が発生した場合のみの対応になっていますので、3代目MPVの中古車を選ぶ際には、このリコールが確実に実施されているかという事を確認するとともに、万が一の際にも無償で修理してもらえる保証が付いた中古車を選ぶのが重要です。

マツダMPVの中古車購入で失敗しないために

マツダMPVはその完成度の高さと新車価格を考えると、非常にお買い得な唯一無二のミニバンで、中古車においても同様の事がいえます。

その一方で、2代目、3代目MPVともに中古車選びの際にはしっかりとチェックしておきたいポイントもあるのですが、実際の中古車選びの際には、中古車販売店の営業マンに押し切られたり、また現車確なしでネットで中古車を選ぶ場合は、当然ながらそういったところはチェックできないのが実情です。

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マツダRX-8(アールエックスエイト)の中古車相場

マツダRX-8(アールエックスエイト)の下取価格と中古車価格の相場情報など、マツダRX-8(アールエックスエイト)についての情報を紹介します。

マツダRX-8(アールエックスエイト)は、言わずと知れた世界で唯一のロータリーエンジン搭載車です。

このRX-8は、2012年6月をもって、生産終了となり、これにより世界中の自動車市場にロータリーエンジン搭載車の新車が供給される事はなくなりました。

したがって、現在RX-8を手に入れる方法は中古での購入のみとなりますが、実際RX-8の中古車相場を調べてみました。

年式走行距離(km)本体価格(万円)
20123.8183.9
20122.1219
20124.6235
20033.859.8
20035.949

RX-8の中古車を購入するなら後期型がおすすめ

RX-8は2003年に発売されましたが、発売当初のモデルは4ATと6MTしか搭載されていませんでした。

4ATはマニュアルモード付きですが、はっきりいって4ATのマニュアルモードは全く意味がない装備です。

もし前期型のRX-8の中古車の購入を考えるのであれば、6MTを購入するか、どうしてもAT仕様のRX-8が欲しいのであれば、6ATが追加された2006年以降の後期型モデルを選ぶ方が良いでしょう。

ロータリーエンジン搭載車は走行距離に注意

ロータリーエンジンは、トロコイドと呼ばれるまゆ型形状のローターハウジングの中を三角形のローターの3つの頂点のアペックスシールが擦れ合いながら、4サイクルエンジンの工程を繰り返しています。

通常のレシプロエンジンより摺動部の精度がシビアであり、アペックスシールの摩耗や劣化の影響を受けやすいといえます。

これはRX-8の前身のロータリーエンジン搭載車である、RX-7(FD)やその前のFCにおいても同様で、ロータリーエンジンのウイークポイントとも言えます。

アペックスシールの摩耗や劣化は、走行距離が増えるほどダメージが大きくなりますのでそういった観点からもロータリーエンジン搭載車の中古車を選ぶ際には、走行距離が少ない車両を選ぶ方が良いです。

走行距離の少ないRX-8の特選中古車をみつけるには

独自の回転フィーリングを持つ「RENESIS RE」と呼ばれるロータリーエンジンを搭載したRX-8は、ロータリーファンの間では根強い人気を誇る中古車であり、走行距離は少ないけど結構高回転で回している頻度が高いといった車両が多いのも事実です。

そういった意味では、走行距離だけで中古車の程度を見極めるのは難しく、

RX-8の中古車を探しているけど自分ではその良し悪しを見極められない・・

そんな方には、ネットの「無料中古車探しサービス」で探してもらうという方法があります。

「無料中古車探しサービス」は、中古車選びのプロが、全国60万台以上の、まだ市場に出回っていない”非公開車両”の中から条件に合った中古車を探して提案してくれますので、RX-8のような見極めの難しい中古車を探すのにもってこいのサービスだといえます。

条件に合った中古車を探して提案してくれるのは、中古車買取・販売大手の「ガリバー」なので安心です。

muryoudesagasu

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