「中古車におこりがちな故障やトラブル」の記事一覧

走行距離が10万キロを超えた中古車に発生したトラブル事例と修理費用

中古車で走行距離が10万キロを超えた車を購入する際に注意すべきポイントは、こちらの記事でも紹介していますが、実際に私が今まで購入し走行距離が10万キロを越えるもしくはそれ相当まで乗った車に、実際に起きたトラブル事例とかかった修理費用を紹介します。

マツダMPV(2代目モデル LW)新車購入 総走行距離 165000km

IGコイル故障によるエンジン失火~気筒停止 発生時走行距離 98700km

新車購入後の2度目の車検時で厳密には走行距離10万キロ直前の時となります。

所有していたマツダMPVは、フォード製の2.5L V6エンジン搭載モデルでしたが、アクセルを踏み込んでの緩加速時に、一瞬息継ぎをするような症状が見られるようになりました。

そのままの状態でしばらく乗っていましたが、だんだんとパワーがでなくエンジン振動も大きくなり、この時点でV型6気筒エンジンの内、半分の3気筒が死んだ状態となっており、まともに走行ができるような状況ではなくなりました。

自走できない状態ではありませんでしたが、幹線道路を3気筒の状態で走行するのは車速的にも危険である事と、残りの3気筒もいつ停止するかわからない状況であったため、路肩に停止しディーラーのキャリーを待つ事に。

ディーラーでの確認の結果、IGコイルと呼ばれる、エンジンの各気筒にタイミングよくスパークプラグで点火させるための、高圧コイルが完全に故障している状態でした。

もともと8万キロまでが寿命ともいわれていたマツダMPVのIGコイルですが、それよりも若干長い距離でのトラブル発生となり、修理費用はIGコイル交換で約3万円ほど掛かりました。

ラジエタータンクのひび割れによる水漏れ 発生時走行距離 125000km

MPVのラジエターも例に漏れずラジエターコアの両サイドのタンクは樹脂製タンクが採用されており、この樹脂タンクが劣化により微細なひび割れを起こし、そこから少しづづ冷却水漏れが発生していました。

幸いオーバーヒートする前の、ディーラーでオイル交換後の点検時にサブタンク内が空になっている事に気づき、冷却系のチェックをしたところラジエターの破損が見つかりました。

修理はラジエター本体の交換が必要でしたが、ディーラー経由で新品に交換すると約10万円かかるとの事から、純正のリビルド品への交換で対応しました。

純正リビルド品への交換は7万円くらいだったので、結果的には3万円ほどの修理費用の節約になりましたが、その一方で純正品以外の社外品のラジエターだと新品でも2万円くらいで手に入れられるのも事実です。

ただ、ディーラーでの修理対応となると、原則純正パーツ以外での対応はしてくれないため、こういった社外品で対応したい場合は、正規ディーラー以外の中古車販売店や修理工場に頼むか、自分で交換するしかなさそうです。

ISCバルブの作動不良 発生時走行距離 143000km

ISCバルブとはIdle Speed Control Valveの略称で、呼んで字の如くエンジンのアイドリング回転の制御を行うための、バイパスエアーを供給するためのバルブです。

ISCバルブが作動不良を起こす事によって、アイドリング回転が不安定になる、アイドルアップ制御がコントロールできなくなるため、エアコンON時のエンジン負荷が上がったときにエンジンがストール、いわゆるエンストを起こします。

また、異音として船の汽笛のようなポーという音がエンジンのルームで頻繁に発生するようになります。

私の場合、アイドル回転の不調とエンスト頻度が高くなったため、スロットルボディ周りを分解し、バイパスエアー通路を確認したところ、カーボンで完全にエアー通路が閉塞している状態でした。

この状態でISCバルブが作動する事により、バルブ本体の故障に至ったようです。修理はバルブ本体の交換で、費用は2万円ほどかかりました。

関連記事:マツダMPVの中古車相場と購入時に注意したいポイント

マツダMPV(3代目モデル LY3P) 中古車購入 総走行距離 103000km~

オートスライドドアの故障(右側) 発生時走行距離 102000km

両側電動スライドドアを採用しているMPVですが、右側のオートスライドドアの挙動がおかしくなり、最後には電動で開閉する事が困難な状況となりました。

マツダディーラーで故障診断の結果、オートスライドドアのモーターユニットが故障しているとのことで交換となりました。

このMPVのオートスライドドアのモーターユニットは、単品ではなくユニットASSYでの交換となるため、本当はモーターのみ交換すれば済むのにその他の正常に作動する部品も強制的に交換となり、結果的に修理費用は工賃込みで6万円という金額になりました。

当時のマツダはまだフォードの資本が入っている状況であり、部品調達にはそのあたりの事情も考慮されていたのだと思いますが、結局それはユーザーの負担よりも企業利益を優先するということであり、自動車を購入するユーザーにとっては何のメリットもない事です。

このあたりはマツダに限らずどの自動車メーカーもユーザー目線でのサービスパーツの設定を心掛けてもらいたいものです。

イージークローザーの故障 発生時走行距離 113200km

同じくスライドドア関連の故障として、スライドドアのイージークローザーの故障が発生しました。

イージークローザーとは、ミニバンのスライドドアの半ドア防止機能で、スライドドアを閉めた時に最後の引き込みを自動で行うものです。

庫のイージークローザーが故障すると、ドアの引き込みが出来ず最後までスライドドアが閉まり切った状態にならないため、半ドアと認識されます。

MPVをはじめ多くのミニバンは、スライドドアが半ドアの状態で走行しようとすると警告音が鳴りますので、実際その状態走行するのはうるさくて困難です。

また半ドアの状態での走行は、走行中や発進時に突然スライドドアが開いてしまう事もあり非常に危険です。

なので、イージークローザーの故障を修理しましたが、修理費用は工賃込みで約45000円程かかりました。

なお、修理したのは車両左側のスライドドアのイージークローザーですが、故障したのは両側同時という状況でした。

両側を修理する事も考えたのですが、修理費用と使用頻度から、車両左側のみの修理としました。

スライドドアタイプのミニバンの中古車を購入する際には、イージークローザーの状態はしっかりとチェックしておいた方が良いです。

ドアを閉めて最後の引き込みの際にもたつく感じがあったり作動音が起きい場合は、イージークローザーが故障する寸前の状態になっている可能性があります。

関連記事:カーセンサー経由で県外から中古車を購入、そのメリット・デメリット

マツダアクセラ(2代目モデル BL系)中古車購入 総走行距離 108000km

ドアミラーの開閉機構の故障 発生時走行距離 101000km

電動でのドアミラー開閉機構でしたが、運転席側のドアミラーが突然たためなくなりました。

開閉スイッチを入れると開閉するためのモーターは正常に作動していますが、ミラー自体は全く動かない状態で、明らかに開閉モーターと可動部のギアがかみ合っていない状態でした。

更に困ったことに、なぜか開閉スイッチをOFFにしても、モーターは作動しっぱなしの状態で止まらないといった症状が発生しました。

故障の原因は、可動部のギアの破損によるものでしたが、マツダ車は昔からこのトラブルが多く発生しており、私の2011年式のアクセラでも同様の不具合が発生しました。

ドアミラーの基本構造自体に問題があるのだと思いますが、まだ2代目アクセラは中古車市場でも多く流通していて、手ごろな価格で購入できる人気車種ですが、ドアミラーの開閉作動状態はしっかりとチェックした方がよさそうです。

ダイハツコペン(初代モデル L880K系)総走行距離 97000km~

電動オートトップの故障 発生時走行距離 97000km

購入当初は問題なく電動での開閉が作動していましたが、10万キロ手前で突如開閉が出来なくなりました。

症状としてはオープン時に三角窓と言われるクォーターウインドウが下がらないといった状態で、このウインドウが下がらないと開閉制御として次のステップに進むことが出来ず、結果としてルーフがオープンにできないといった状態になります。

ただ完全に開閉できないという状態ではなく、開くときもあれば開かない時もある、また開いても閉まらなくなる時があるが、しばらくすると正常に閉まるといった、非常に症状の再現性に乏しい故障です。

現在その故障原因を究明中ですが、いろいろ調べてみると電圧不足が原因ではないかと思われるので、オルタネーターとバッテリーの発電・充電系統を交換する予定です。

関連記事:ネットで中古車を購入した体験談 ダイハツコペン

エンジンの動弁系の故障やトラブルについて

自動車に限らず内燃機関は、空気を燃焼室の中に吸い込んで燃料と混合させ、そこにスパークプラグ等で火種をつくり、混合気を圧縮・爆発させることによって動力を作っています。

また、燃焼した混合気は排気ガスとして外部に放出する必要がありますが、混合気を圧縮し燃焼させる過程では、吸気側とともに圧縮漏れが起きないように蓋をしておく必要があります。

この蓋をする役目を担うのが、動弁系という部分です。

動弁系は空気を吸い込む吸気側と、燃焼後の排気ガスを排出する排気側それぞれに設けられたバルブを、タイミングよく開閉しており、これが「バルブタイミング」といわれるものです。

バルブタイミングは、エンジンがスムーズに効率よく運転できるように、各気筒の爆発順番に応じて吸気と排気バルブの開閉順番やタイミングをコントロールしています。

したがってこのバルブタイミングが狂うと、エンジンが正常の運転が出来なくなり本来の性能が発揮できなくなってしまいまいますが、通常の車の運転や使い方の範疇では、バルブタイミングのずれ等がは頻繁に発生するようなことはないと思いますので、基本的にはあまり気にする必要は無いといえます。

タイミングベルトの寿命には注意が必要

エンジンの吸気と排気のバルブの開閉タイミングをコントロールする部品に、タイミングベルトがありますが、新車・中古車を問わず10万キロ近くもしくはそれ以上の走行距離まで車を使用したことがある方なら、タイミングベルトの寿命に関する知識は持たれているのではないかと思います。

タイミングベルトの寿命は8万キロというのが定説ですが、それは一昔前の話であって最近では高強度で耐久寿命に優れたタイミングベルトの材質の開発も進み、10万キロは問題なく使用できるようになっています。

ただ、10万キロを超えるとどこでタイミングベルトが切れる等のトラブルが発生するかわかりませんので、そういった意味からは10万キロ走行を目安にタイミングベルトは交換した方が良いといえます。

また、バルブタイミングのコントロールに、タイミングベルト以外に金属製のチェーンを使用している車もありますが、チェーンの場合は基本的にはタイミングベルトのように劣化して切れるという事はないので、走行距離に応じた交換は不要となります。

信頼性とユーザーのメンテナンスコストの観点から、一時期各自動車メーカーはタイミングチェーンの採用が主流でしたが、丈夫な反面音がうるさいというデメリットもあり、静粛性を求められる最近の車では、先にも述べた通り高寿命のタイミングベルトの採用が増えてきているようです。

その他の動弁系の故障やトラブルとしては、サーキット走行などの高回転高負荷運転時に、バルブやバルブスプリングが折損、バルブタイミングのずれによる、ピストンとの衝突などがあり、これらのトラブルあが発生した場合はエンジン本体も致命的なダメージを受けることになります。

エンジン本体の故障・トラブルとその症状について

エンジン本体とは、シリンダーブロック、シリンダーヘッド、そしてピストンといった、内燃機関のベースとなる部分の総称です。

自動車のエンジンは、簡単に言うとこのエンジン本体でガソリンや軽油を燃焼させてエネルギーを発生させ、そのエネルギーを駆動系を通じてタイヤに伝えて車を走らせています。

したがって吸気系や排気系、潤滑系や冷却系などは、このエンジン本体が正しい仕事を出来るように様々なサポート機能を担っているという事になります。

通常の車の使い方でエンジン本体が破損するケースはほとんどない

エンジン本体は、ガソリンや軽油を燃焼させたときに発生する大きなエネルギーに耐えられるように、非常に頑丈なつくりになっています。

鋳鉄やアルミをベースに最適構造設計されたエンジン本体は、通常の車の使い方で発生する燃焼エネルギーで破損することはまずありません。

異常燃焼によるノッキング発生時は、ヘッドやブロックの破損、ピストンの溶損などのトラブルが起きることがありますが、ノッキングの発生は異音や走行状態で認知できますので、その状態に気付かずにエンジンを破損させてしまうという事はないといえます。

中古車のエンジン本体で最も多いのがオイルにじみ

先にも述べた通り、エンジン本体の基本構造はシリンダーブロックとシリンダーヘッドに分かれており、この二つをガスケットを介してボルト結合しています。

エンジン本体で最も多いのは、こういった結合部分からのオイルにじみで、ブロックとヘッドの合わせ面以外では、クランクシャフトのシール部分、ブロックとオイルパンの合わせ面などもオイルにじみの発生が多い箇所です。

オイルにじみが発生する原因は、ガスケットのへたり等の劣化によるシール不良、締結力の低下が挙げられますが過酷な条件で使用されたエンジンではヘッドやブロックのシール面が熱変形で歪んでしまっている場合もあります。

いずれの場合も、基本的にはガスケットの交換や増し締めによる、締結力確保で解消できますが、年式が古く走行距離の多い中古車ではさまざまな劣化要因が蓄積して、なかなかオイルにじみが解消されないといったケースもあります。

実害がないケースがほとんど、あまり神経質にならない事も大事

新車で購入した車で、走行距離が少ないにもかかわらずこのようなエンジン本体からのオイルにじみが発生する場合は、初期品質不良になりますが、中古車である程度走行した車ではやはり合わせ部のシール性もだんだんと劣化していき、オイルにじみが発生する場合があります。

このオイルにじみですが、滴下するほどオイル漏れが進行してている場合は修理した方が良いですが、うっすらとしたにじみ程度で回りに飛散したり滴下したりといった状況が見られない場合は、そのままの状態でも実害がないケースがほとんどなので、走行距離が多めで高年式の中古車を購入する際には、上記のようなオイルにじみ程度であればあまり神経質にならなくてもよいのではないかと思います。

特に年式の古い外車の中古車の場合は、オイルにじみは最初から想定内とされており、クレーム保証の対象となっていない場合もあります。

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ハイブリッド車の中古車に多い故障やトラブル

環境対応から、世界中の自動車が電動化に進んでいる状況の中、トヨタプリウスを筆頭に、電気とエンジンのハイブリッド車が爆発的に普及しており、自動車メーカーのほとんどは、自社開発もしくはOEM等、何らかの形でハイブリッドモデルをラインナップしています。

実際に日本国内のさまざまなところで、トヨタプリウスやアクアといったハイブリッド車を見かけますし、10台の車にすれ違えばその半分はプリウスかアクアではないかと思えるほど、市場にはたくさん走っていますね。

またマツダアクセラのように、外観上はほとんど見分けがつかない、エンブレムのみの違いだけといった控えめな主張のハイブリッドモデルも多く、それらを含めると更にたくさんのハイブリッド車が走っていることになります。

いずれにせよこれだけたくさんのハイブリッド車が走っているという事は、中古車市場にも多くのハイブリッド車が流通しているわけで、実際に中古のハイブリッド車の購入を考えている方も多いのではないかと思います。

ハイブリッド車の中古車購入を検討する際に押さえておきたい、ハイブリッド車の特徴やハイブリッド車の中古車に多く発生しているトラブル事例などを紹介します。

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ハイブリッド車の特徴

ハイブリッド車とは冒頭でも述べた通り、内燃機関であるエンジンと、もう一つの駆動力を生み出すモーターを組み合わせた自動車の事です。

ハイブリッドには様々なシステムがありますが、現在主流となっているのはトヨタプリウスに代表される、駆動力をエンジンとモーターで分担もしくは合成して走行するシステムです。

これはストロングハイブリッドとか、スプリットハイブリッドとも呼ばれ、各社各様のシステムなところはありますが、基本構想は日産ノートe-Power以外のハイブリッド車は、すべてプリウスと同じタイプのハイブリッド車になります。

このハイブリッドシステムの特徴は、エンジンのみあるいはモーターのみで走ったり、または両方を組み合わせて走ることも出来るという点で、すなわち電池容量がなくなってもガソリンさえあればエンジンのみで走行する事が出来るという点です。

ただし、エンジンのみでの走行時は、モーターのアシストを受けているときに比べると驚くほど遅いです。

たとえばプリウスの場合だと、エンジン自体は1.8Lの、最高出力:73kw、最大トルク:142N・m程度のパフォーマンスしかなく、そのパワーで1.5トンを超える車体を走らせるのですからその加速感は想像がつくと思います。

ハイブリッド車の中古車に多い故障やトラブル

では実際に、ハイブリッド車に多い故障やトラブルはどのようなものがあるのか?という事ですが、圧倒的に多いのはやはり実に複雑なハイブリッドシステムの制御の故障やトラブルです。

ハイブリッド車は過酷な使用環境に耐える精密機器

従来のエンジンでの動力源に加え、バッテリーとモーターの動力源を持つハイブリッド車は、それぞれの動力源のバランスを取って、最大限の経済性と車としての走行安定性や安全性・快適性を実現するために、数多くの制御が行われています。

数多くの制御は、大小複数の車載コンピュータで行われていますが、これら精密機器であるコンピュータは、自動車のありとあらゆる過酷な使用条件下で、どんな時でも正常に機能しないといけません。

しかしながら、プリウスをはじめとするハイブリッド車の多くに発生する故障やトラブルは、この制御関連の内容が最も多くなっています。

具体的な故障・トラブルとして、プリウスの場合回生ブレーキの異常が多く発生しているようで、減速時に回生ブレーキ、いわゆるエンジンブレーキに相当するブレーキが作動しないといった内容です。

回生ブレーキが利かなくなると、車を制動するにはフットブレーキに頼るのみとなってしまい、非常に危険な状態となるので、回生ブレーキの異常が発生した場合は速やかにディーラーに入庫し修理を行う必要があります。

ハード面では普通の車と変わらない、ソフト面での熟成は進化途中

ハイブリッド車が市場に登場してからすでに10年以上経っており、自動車としてのハードの部分は従来のガソリンエンジンやディーゼルエンジン車で培った技術が折り込まれており、完成の域に到達しているといえます。

なので、ハイブリッド車だから故障しやすいといったハード面はなく、基本的な構造部分は通常の中古車と何ら変わらず故障やトラブルの心配は少ないといえます。

一方のハイブリッドシステムの制御というソフト部分では、まだ未知のトラブルもあるようでやはり制御自体が非常に複雑であればあるほど、上記のようなバグともいえるトラブルが起きやすくなるのではないかと思います。

自動車の使用条件は、全世界のユーザー一人ひとり異なるものであり、自動車メーカーではそれらを想定したテストを行い、結果を設計にフィードバックして製品を開発していますが、すべての使用条件を網羅するのは不可能と言われています。

したがって、ある部分は市場で発生した結果をもって、対策を実施することになり、これがリコールやサービスキャンペーンと呼ばれるものになっています。

ハイブリッド車の中古車を買うなら、対策が折り込まれた後期型が狙い

トヨタのハイブリッド車に限らず、自動車メーカー各社から登場しているハイブリッド車は、いずれも複雑なハイブリッド制御を行っており、それらは上記で述べた市場の使用条件をリコールやサービスキャンペーンでフィードバックしながら熟成・進化しています。

なので、ハイブリッドモデルの中古車を購入するなら、市場不具合対策がきっちり織り込まれた後期型を購入する方が良いといえます。

後期型になれば年式も新しく走行距離も少ないがゆえに、中古車価格は高くなりますが、複雑なハイブリッドシステムが故障するとその修理費用もかなりかかりますので、購入後のメンテナンスコストを考えると、結局は最初の中古車価格は高くても、高年式で走行距離も少ない物件を買った方が長い目で見ても得だといえるでしょう。

そういった高年式で程度の良いハイブリッドモデルの中古車は、日本全国の中古車市場に数多く流通していますので、地元近所にある中古車だけではなく、県外の中古車などもチェックしながらしっかりと選びたいですね。

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中古車の故障やトラブルについて

中古車、新車に限らず車は耐久消耗財なので、走行距離や年数を重ねながら日常生活の様々なシーンで利用することにより、だんだんと劣化していきます。

劣化が進むと、それまでなんともなかったいろいろな箇所にトラブルや機能の故障が起き始めます。

こういった車の故障やトラブルは、当然ながら新車で車を購入するよりも、年数や走行距離をある程度走っている中古車を購入する方が発生するリスクが高くなります。

中古車に起こりがちなトラブルを回避して、できるだけ長く愛車に乗り続ける秘訣は

  1. 買う前にしっかりその良し悪しを見極める
  2. 買ってからもこまめに手を掛ける、定期的なメンテナンス

この二つに尽きるといえます。

買う前にしっかりとその良し悪しを見極めるためには、事故修復歴の有無やそれまでの使われ方、メンテナンスの状況に加え、年式や走行距離毎のチェックすべきポイントを知ることも大事です。

また車はたくさんの機能部品の集まりから出来ていますので、それぞれの機能部品の故障やトラブルによって現れる症状も様々です。

実際にどのような故障やトラブルの症状が現れるのかを知っていることで、中古車選びの際の善し悪しの見極めに役立つと思いますので、中古車によくありがちな故障・トラブルを紹介していきます。

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