waste・廃材×music・音楽=wasic。
彼はあらゆる廃材を音楽に変えてしまう魔法をかける。
wasic 浅野 桂太

壊れてしまっても、
色褪せてしまっても、
思い出が失われることはない。
wasicの作品づくりの特徴は、思い出の品をリメイクすることだ。
時間を経て色褪せたもの、或いは壊れて動かなくなってしまったが、本人にとって愛着のあるものを再利用し、スピーカーにリメイクすることで、再び使えるものとして手元に置いておくことができる。
「たとえばカメラ好きな子が、愛着のあったカメラが壊れて修理もできへんってなったときに、ちょっと違うもんに変えてまた使っていく、そういうのもアリかなって。」と浅野さん。作品のほとんどは一点物が多く、大量生産するということはできないのだが、一つ一つを丁寧にリメイクしている。
また、廃材やレトロなものを再利用することによってオリジナリティを出すことができるのも魅力の一つだ。実際、今までに作ったスピーカーは空き缶だけに留まらず、空き瓶、缶詰、懐中電灯、鉄パイプ、カメラやマイクなど多岐にわたる。
wasic = 出会い×コラボレーション。
現在wasicの雑貨販売は、ツリーハウス・カフェ「HIDAWAY」と、イベントなどに出店した時と限定されている。大規模な店頭販売はせず、買う人にコンセプトを伝えながら、少しずつ手売りしていくというスタイルが気に入っているという浅野さん。彼が大事にしていることは、人との出会いやつながりだ。製作から販売までのすべての過程に人とのつながりが感じられるwasicの作品には、浅野さんの作品に対する愛着や思い入れが感じられる。
長野県上田市の酒屋から「地元の日本酒を宣伝するためのグッズが欲しい」という依頼を受け、一升瓶を使用したスピーカーと照明を製作。また、フィギアアーティストからの「飾るだけのフィギアだけでなく実用性を持たせたい」という相談から、スピーカーとしても使えるフィギアの製作をしたり、知り合いのイラストレーターとの企画でキャンバスに描いた絵とスピーカーのコラボレーションをしたりするなど、様々な人とのコラボレーションを経験。予想もしないものから音楽が流れるというインパクトの強さは、それを見た人にかなりの印象をもたせる。そのため、新商品をPRする際の新しいかたちの広告媒体とも成りえるのだ。
wasic 浅野 桂太
- asano@wasic.jp
- http://wasic.jp/
| 2007年 | wasicとして活動を開始。真空管アンプの製作と販売を始める。 |
| 2008年 | デザインフェスタに初出店。wasicのメイン作品である廃材スピーカーの販売を始める。 |
| 2009年 | 和菓子職人を招いたライブイベントを企画する他、展示や雑貨販売など、年間10以上のイベントに参加している。 |
2010年夏に横浜ヴァージンフェスタとカルチュラルタイフーンに出展。11月にはwasic主催ライブイベントも。Shareをきっかけに、和紙アーティストのITOさんと繋がった。その他にも、「フリーペーパーをきっかけに、新しい繋がりが生まれました」とのこと。



