現行のスズキワゴンRには同じマイルドハイブリッドベースでFZとFXというグレードが設定されていて、外観的には顔つきが違うものの細かい装備含めたグレード差は分かりづらいとも言われています。
ワゴンRハイブリッド FZ ・FXの違い
大きく言えば、FXはマイルドハイブリッド搭載のベースグレードで、FZ はそれをベースにスポーティ寄りの装備を充実させたグレードになります。
さらに細かく言えば、ワゴンRハイブリッドのFXとFZの装備の違いは以下の通りです。
装備項目 | グレード (セーフティパッケージ装着車) |
||
FX | FZ | ||
快適装備 | フルオートエアコン | ● | ● |
エコクール | ● | ● | |
オーディオレス仕様 | ● | ● | |
キーレスプッシュスタートシステム | ● | ● | |
運転席シートヒーター | ● | ● | |
助手席シートヒーター | ● | ● | |
リヤヒーターダクト(CVT車) | ● | ● | |
インテリア | 本革巻ステアリングホイール | ● | |
ウレタンステアリングホイール | ● | ||
チルトステアリング | ● | ||
インパネカラーパネル | ● | ● | |
ステータスインフォメーションランプ | ● | ● | |
マルチインフォメーションディスプレイ | ● | ● | |
タコメーター | ● | ● | |
運転席バニティーミラー | ● | ● | |
助手席バニティーミラー | ● | ||
サイド兼用サンバイザー | ● | ● | |
シルバーインサイドドアハンドル | ● | ● | |
エクステリア | フロントバンパー[エアロ形状] | ● | |
リヤバンパー[エアロ形状] | ● | ||
サイドアンダースポイラー | ● | ||
ルーフエンドスポイラー | ● | ||
フロントグリル[メッキ、ブラックパール] | ● | ● | |
LEDサイドターンランプ付ドアミラー | ● | ||
LEDリヤコンビネーションランプ | ● | ● | |
マイルドハイブリッドエンブレム | ● | ● | |
IRカット機能付フロントガラス | ● | ||
プレミアムUV&IRカットガラス | ● | ||
14インチフルホイールキャップ | ● | ||
14インチアルミホイール | ● |
この記事ではワゴンRの各グレードの特徴とワゴンRのおすすめのグレード、また新型ワゴンRに関連する情報などを紹介します。
ワゴンRの各グレードの特徴について
現行の6代目ワゴンRのグレード構成は、大きく分けて3種類となります。
FA ハイブリッドレスで価格重視のベースグレード
まず6代目ワゴンRのベースグレードとなるのがFAです。
画像出典 スズキHP
エントリーモデルと呼ばれるこのFAは価格優先のベーシックグレードで、基本的な安全装備以外の快適装備や装飾類は一切付かず、またメーカーオプションもほとんど設定がありません。
その中でも最大のポイントは、スズキ独自のマイルドハイブリッドシステムが搭載されない「ハイブリッドレス」という点です。
FAの新車価格 1,163,800円〜
マイルドハイブリッドレスでは走りも燃費も厳しい
画像出典 スズキHP
マイルドハイブリッドレスとなると、動力源は3気筒ガソリンエンジンのみとなり、そのパワーは最高出力が38KW<52PS>/6,500rpm、最大トルクは60N・m<6.1kg・m>/4,000rpmとなります。
正直このパワーでは日常の足として使うレベルでも、不満のない動力性能という観点からは程遠いといえるでしょう。
特に郊外にお住みで高速道路を走行する頻度のあるユーザーは、相当なストレスを感じてしまうのではないかと思います。
動力性能が低いと周りの車の流れに合わせて走行するためにはたくさんアクセルを踏み込むことになりますので、それだけ燃料消費量も多くなります。
そういった観点から、シティユースに限定される乗り方以外が想定されるならハイブリッドレスの選択はやめておいた方が無難です。
FX マイルドハイブリッド搭載のベースグレード
マイルドハイブリッドシステム搭載モデルのベースグレードになるのがこのFXです。
画像出典 スズキHP
マイルドハイブリッド搭載車の諸元は、ハイブリッドレス仕様に搭載の3気筒ガソリンエンジンの最高出力:38KW<52PS>/6,500rpm、最大トルク:60N・m<6.1kg・m>/4,000rpmに、モーターの最高出力:2.3kw<3.1PS>/1,000rpm、最大トルク:50N・m<5.1kg・m>/100rpmが加わります。
このマイルドハイブリッドはその機能の一つとして加速時にモーターでのアシストを行いますが、50N・mという、エンジンの最大トルクに匹敵するトルクでアシストしますので、発進加速時はほぼエンジンの最大トルクを使って走行している状態といえます。
このためワゴンRのマイルドハイブリッド搭載モデルの発進加速は非常にスムーズで力強く、3気筒エンジンのややがさつな回転フィールと振動とは裏腹の走りの伸び感を体感できます。
また定常走行からの追越などの緩加速でもモーターアシストの恩恵を受けられますので、アクセルの踏み込みにリニアな加速感が得られます。
ちなみに燃費性能はハイブリッドレスモデルのFAのCVT仕様が25.6L/kmなのに対し、マイルドハイブリッド搭載のFXでは33.4L/kmと、約30%の燃費向上となっています。
FXの新車価格 1,280,400円〜
FZ マイルドハイブリッド搭載の充実装備モデル
ワゴンRグレードの最上位モデルとなるのがこのFZです。
画像出典 スズキHP
FXとは異なる顔つきを採用しているFZは、本皮巻きステアリングやフロントエアロバンパーなどにより内外装にスポーティな装備を採用しているのが特徴です。
FZの新車価格 1,421,200円〜
おすすめのグレードはFZ
ワゴンRのおすすめのグレードはやはりFZです。
FXとFZの装備差に伴う価格差は約14万円になりますが、その価格差以上の価値はあるといえます。
外観的なスタイルにはあまりこだわらず燃費性能と安全装備のみ満たされていれば十分というユーザーにはFXグレードも選択肢になりますが、やはりドレスアップも視野に入れたカーライフを楽しむのであればエアロをはじめアルミホイールも純正装着されたFZの選択が最適解だといえます。
実際、現行のワゴンRの各グレードで最も売れているのはFZであり、装備差だけではなくそのスタイリッシュなフロントマスクと全体フォルムが人気となっています。
ワゴンRのモデルチェンジはいつ?
ここまでワゴンRのグレードごとの違いとおすすめのグレードについて紹介しましたが、実は現行の6代目ワゴンRは、2022年にフルモデルチェンジされ新型となる予定です。
フルモデルチェンジ時期は2022年の5月とも9月とも言われていますが、いずれにせよ2022年内には新型ワゴンRが登場する予定です。
ワゴンRのフルモデルチェンジによる影響
フルモデルチェンジされれば、当然ながら現行の6代目ワゴンRは旧型モデルになります。
2022年の5月(もしくは9月)までに現行ワゴンRの新車を購入すると、1年も乗らないうちに型落ちの旧型モデルになってしまいます。
せっかく新車を買ってもこれはちょっと寂しいですね。
上記を考えるとワゴンRの新車購入はフルモデルチェンジされるまで待つ方が得策でしょう。
ワゴンRの中古車(未使用車)は買いのチャンス
一方でフルモデルチェンジで新型が登場すると、旧モデルの中古車価格相場は下がります。
(まれに新型車が不人気すぎて旧モデルの人気が急騰することもありますが)
ワゴンRなどの軽自動車の場合、見かけの登録台数を稼ぐために登録だけされた、いわゆる「未使用車」、昔でいう新古車が大量に流通しており、新型モデルの登場によってこれらの未使用車もモデル落ちとなり価格が大きく下落します。
未使用車を抱える中古車販売店は、旧型となって中古車価格が大幅に下がる前に値引き幅を拡大してでも在庫を消化したいので、通常よりお買い得価格で未使用車が中古車市場に並びます。
したがってワゴンRの中古車を購入しようと考えていた方にとっては買いのチャンスだと言えます。
ワゴンRの中古車を購入するおすすめの方法
未使用車に限らず、中古車の購入を検討しているのでしたらネットの「中古車提案サービス」の利用をおすすめします。
「中古車提案サービス」は、プロのカーライフプランナーがまだ中古車市場に出回っていない中古車の中から希望条件に合った中古車を、無料で探して提案してくれるサービスです。
例えば希望条件として、未使用車で欲しいグレードを指定すればそれに合った中古車を提案してくれます。
忙しくて中古車を探す暇がない・・と言った方にはおすすめのサービスです。
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