ユーノスロードスターのレストア費用と中古車購入するときの注意点

ユーノスロードスターのレストア費用と中古車購入するときの注意点

ユーノスロードスターのレストア費用と中古車購入するときの注意点

ロードスターという車名を聞いたら大部分の人がマツダのオープンスポーツであるマツダロードスターを思い浮かべるのではないかと思います。

若い世代の人にはこのマツダロードスターがこの世に登場した時ユーノスロードスターという名前で発売されたことを知らない方もいるのではないでしょうか。

平成に生まれた名車として今もなお進化しながら多くのファンに愛されるマツダロードスターの前身であるユーノスロードスターはその登場から30年が経ち製造元のマツダも公式にレストアサービスを発表しています。

ユーノスロードスターのレストア費用はどのくらい?

このユーノスロードスターのレストア費用はフルレストアの場合だと485万円とのことです。

なかなか一般のユーザーが利用できる金額ではありませんが、それでも200万円台のレストアを中心に結構な数のオーナーの方が申し込んでいるようです。

ユーノスについて

初代ロードスターの名前にあるユーノスはマツダのブランド名のことです。

今でいうトヨタのブランドであるレクサスと同じような位置付けになりますが、ユーノスもレクサスと同様に高級車ブランドを目指して設立されたブランドです。

ユーノスブランドとその代表車種となるロードスターが登場したのは1989年のバブル経済のタイミングで、自動車メーカー各社はより利益率の高い高級車の販売戦略へのシフトが加速していきました。

後にユーノスからは最初で最後の3ローターエンジン搭載の量産車となるユーノスコスモが基幹車種として登場しますが、その時には既にバブル好景気は下り坂に差し掛かっており、結果的にマツダはこのユーノスブランドを軸とした高級車戦略と国内5チャンネル販売戦略が裏目に出て、倒産寸前まで追い込まれることになってしまいました。

その窮地を救ったのが当時好調であったアメリカのビッグ3の一つであるフォードで、以降マツダは10年以上に渡りフォード傘下の企業になることとなりました。

ユーノスロードスターは初代モデルのNA型のみ

ユーノスロードスターは初代モデルのNA型のみ

ユーノスロードスターは初代モデルのNA型のみ

ユーノスロードスターが登場したのは1989年で1998年の2代目モデル(NB)からはマツダブランドとなりましたのでユーノスの名前の付いたロードスターは初代のNAモデルのみとなります。

ユーノスロードスターの中古車情報

2019年現在でユーノスロードスターの中古車情報をグーネットで調べてみると、市場に流通している台数は47台程度でした。

「グーネット」のユーノスロードスター中古車両一覧

ユーノスロードスターは1996年にユーノスブランドが廃止となった以降フルモデルチェンジする1998年までユーノスロードスターの名前でマツダアンフィニ経由で販売されていましたので、1998年までを対象としています。

ちなみにユーノスロードスターはマツダが製造する車ですが車検証の表記はユーノスとなっており当時のマツダが高級車ブランド戦略を進めるうえでマツダブランドのイメージを隠したかったことがうかがえます。

ユーノスロードスターの中古車購入時の注意点

ユーノスロードスターの中古車購入時の注意点

ユーノスロードスターの中古車購入時の注意点

さすがに30年近くを経過したネオクラッシックカーゆえに中古車も程度の良い物件を見つけるのはなかなか難しいユーノスロードスターですが、ロードスターに限らずこういったスポーツカーやスポーツモデルの中古車でまずチェックすべきところは「修復歴」です。

特にロードスターの場合オープンカーであるがゆえに通常のクローズドボディの車よりボディ剛性が低く事故のダメージが結構広範囲に及んでいることも考えられます。

修復歴ありの車とは車体のフレームなどの根幹部分の修理を行った車になりますが、今でこそ計測技術や修復設備の進歩によりほぼ無事故状態に近いレベルまで修復することができますが、1990年当時の技術レベルでは十分な修復が行われていない車両も多いです。

そういったことからユーノスロードスターの中古車購入で最も注意すべき点は修復歴なしの車を選ぶということになります。

エンジンと足回りのコンディションは要チェック

ユーノスロードスター ジムカーナ

エンジンと足回りのコンディションは要チェック

ユーノスロードスターはジムカーナやレースなどのモータースポーツを手軽に楽しめる車でもありました。

ロータスエランをイメージさせるFRライトウエイトスポーツならではのドラビリ性能は多くのモータースポーツファンを魅了しました。

私自身も休日にはよくロードスターでのジムカーナ大会に参加していましたが、ジムカーナ走行は1速から2速の全開走行と急旋回の繰り返しを強いられる競技であり車のエンジンと足回りには多大な負担がかかります。

またジムカーナ走行では基本的に1速から2速までのギアでエンジンをぶん回しながら走行しますので、エンジンの動弁系に大きな負荷がかかります。

ユーノスロードスターのエンジンにはHLAという油圧でバルブクリアランスを自動調整するデバイスが設定されていますが、エンジンを高回転高負荷で運転し続けるとこのHLAが不調になりアイドリングでカタカタと異音が発生し始めることが多々ありました。

なのでユーノスロードスターの中古車をチェックする際にエンジンをかけてみて、アイドリングでエンジンルームからカタカタという音が聞こえるようなら、その車両はジムカーナなどの競技でかなりハードな使われ方をした履歴がある可能性が高いので避けておいた方が無難です。

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