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5年目の車検費用はどれくらいかかる?車検費用を抑える方法

日本国内で自動車を運転するには車検を受ける必要があります。

現在の車検は新車購入時のいわゆる初回車検は3年間の有効期限となり、それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。

なので車検は3年、5年、7年、9年というタイミングで受けることになりますが、5年目の車検になると消耗品をはじめあちこちにトラブルが起きることもあり車検費用もそれなりにかかる場合があります。

5年目の車検時にはどんな項目でどれくらい費用がかかるのか?と、5年目の車検費用を安く抑える方法を紹介します。

車検費用の内訳

まず車検費用の中には実際にその車を維持メンテナンスして継続して乗り続けるためのメンテナンス費用と、ナンバープレートを取得して公道を走り続けるために必要な登録費用や国に治める税金、そして万が一の事故の時に最低限の補償を義務付けるための自賠責保険が含まれています。

登録費用や税金、自賠責保険は基本的に毎回の車検で変化はありませんが、車を維持メンテナンスして継続的に乗り続けるためのメンテナンス費用は車の使用状況やそれに伴う劣化状態によって変わってきます。

関連記事:7年目の車検費用の相場は軽自動車だといくらくらいか?

5年目の車検時のメンテナンス内容とその費用

5年目の車検時の走行距離ですが標準的な走行距離を10,000キロ/年と考えると、大体50,000キロ程度の走行距離となります。

50,000キロの走行距離でメンテナンスが必要となって費用が発生することが多い内容は以下になります。

5年目(50,000キロ)の車検で費用が発生する維持メンテナンス項目

ステアリングなどのダストブーツ交換

ステアリングや足回りは重要保安部品でありその可動部分には埃や水などの侵入によってその機能が損なわれることを防ぐダストブーツが設定されています重要。

これらの重要保安部品の保護のために設定されているダストブーツが破損すると車検に通らないので、破損している場合は交換が必要となります。

ゴムあるいは樹脂製の部品で常に車両の下で泥や水分の影響を受けていますので50,000キロも走行すればほぼ破れなどの破損が発生していますので、5年目の車検では交換対象となることが多いです。

これらのブーツ類を交換した際の費用ですが、ブーツ自体の部品代は1,000円程度ですが工賃が車種にもよりますが2,000円~4,000円程度かかってしまいます。

例えば軽自動車のフロント・ロアボールジョイントのダストブーツだと部品代は800円程度ですが工賃が4,300円、左右2個ありますので工賃は8,600円になります。

他にはタイロッドエンドのダストブーツもありますがこちらも同様に部品代は800円程度で工賃は2,500円程度かかります。

ブレーキパッド交換

ブレーキパッドも5年目の車検で交換対象となることの多い部品です。

ただ車の乗り方によってブレーキパッドの摩耗状態はかわりますので必ずしも交換になるとは限りませんが、5㎜以上残っていれば交換はしなくとも大丈夫でしょう。

また50,000キロ走行時点で交換対象になるのは大体制動時に大きな負荷がかかるフロントのパッドのみで、フロント/リア共にディスクブレーキの車の場合リアのディスクパッドは10,0000キロ走っても交換不要の場合がほとんどです。

ブレーキパッドの交換にかかる費用は車種によって異なりますが、部品代が約8,000円~で工賃は3,000円~といったところです。

ブレーキフルード交換

ブレーキパッドの交換と同時にブレーキフルードも交換することが多いです。

ブレーキフルードは制動時にブレーキキャリパー内のピストンに油圧を与えブレーキパッドをディスクローターに押し付け制動力を発生させています。

ブレーキは制動時にディスクローターとパッドの間に摩擦による熱が発生しますが、この熱はピストンを介してブレーキフルードに伝わります。

熱伝達と冷却が繰り返されるとだんだんとブレーキフルードは劣化していきますので、ブレーキパッドの交換タイミングで合わせて交換するのがベストです。

ブレーキフルードの交換費用は軽自動車だと3,000円くらいです。

ラジエターの冷却水交換

ラジエターの冷却水はLLC(ロングライフクーラント)と呼ばれる冷却水が使われていますがLLCの交換も5年目で行うほうがよいでしょう。

クーラント自体の寿命は4年から5年くらいですが、クーラント量がだんだんと少なくなって5年目ではサブタンクのLowレベルになっていることが多いので補充ついでに交換したほうが良いです。

ファンベルト交換

ファンベルトも5年目の車検では交換タイミングだといえます。特にエアコンのコンプレッサーを駆動するⅤベルトはベルトの摩耗が進むとプーリーの谷との環濠が悪くなりベルト鳴きの原因となります。

ベルトは劣化が進むと突然に切れることもあり、発電機であるオルタネータを駆動するベルトが切れてしまうと走行不能となってしまいます。

5年目の車検費用を安く抑える方法

車は耐久消耗財なので年数や走行距離が増えるとどんどん劣化が進みあちこちにトラブルが発生するようになりメンテナンス費用が掛かるのはやむを得ませんが、やはりそういった中でもできるだけ車検費用を安く抑えたいものです。

新車ディーラーの車検費用には必要のない費用が含まれている

新車で車を購入した場合、車検は購入したディーラーで受ける方がほとんどではないかと思います。

新車ディーラーの車検費用には、その車検時点で必要なメンテナンスにかかわる費用以外のものがたくさん含まれています。

その代表的なものが次回車検までの点検費用や一定期間でのオイル交換費用を含めたサービスパック料金で、ディーラーはこうしたサービスパックを車検時に一緒に売ることによって車検時の利益拡大と次回車検入庫の見込客確保をすることができます。

例えばこのサービスパックでは走行距離に関係なく期間でオイル交換を設定していますが、オイルの劣化は使用頻度に大部分は依存しますので、前回オイル交換してから1,000kmしか載っていないのならオイル交換を行う必要はありません。

車に詳しくない方ならこういったところも判らないことが多く、そういったユーザーの知識が低いところに巧みに付け込んで高いサービスを売りつける新車ディーラーの商法はいかがなものかといった印象です。

新車ディーラー以外で車検を受けるのにおすすめは?

そんな必ずしも自動車ユーザーの方を向いたサービスを提供しているとはいいがたい新車ディーラーの車検サービスですが、一方でやはり車検は新車ディーラーで受けないと不安といったイメージをお持ちの方も多いようです。

その理由は新車ディーラー以外の車検って料金は安いけど本当にきちんと必要な点検整備を行ってくれているの?といった不安があるからなんですね。

その不安は「車検自体がどんな作業をしているのかわからない」といったところからくるのですが、この部分がきちんと見えるようになってさらにその内容をしっかりと説明してくれれば、そういった不安や不信感はなくなりますね。

それを実現してくれているのがテレビやラジオのCMでもおなじみの車検代行サービスである「ホリデー車検」です。

ホリデー車検は、ユーザー立会いのもとで国家資格を持ち訓練された整備士が部品の消耗具合などをチェックしその状態を丁寧に説明しくれます。

そしてそれらをもとに整備する箇所をユーザー側で判断することができます。

なので、

  1. 新車ディーラーの車検のように交換周期だけで使える部品まで交換しないので過剰整備にならずその分リーズナブルに車検を受けることができます。
  2. 整備士とユーザーの距離が縮まり、気軽に質問しクルマの理解を深めることができます。
  3. クルマの状態をよく理解でき管理について自己責任を意識することができるようになります。
  4. 車に弱い人から詳しい人までそのレベルに応じて誰でも納得できる知識の交換ができます。

中古車のエアコンの臭いを確実に消す方法とは?

車のエアコンが臭い、エアコンやヒーターを作動した時の臭いが気になるという方は結構多いのではないでしょうか。

新車で購入した車でも乗っているうちにだんだんとエアコンが臭うようになってきたり、中古車を購入してエアコンを使う季節になっていざ作動させたらへんな臭いがした・・といった事もあります。

特に中古車の場合は現車確認の際に車室内の臭いは確認するけどエアコンを作動させた時の臭いまではチェックしていないといったケースが結構多いようですね。

車のエアコンの臭いの種類は様々ですが、その臭いの発生原因のほとんどはエアコン内部の汚れです。

不快な車のエアコンの臭いを解消するために、日常での応急的な方法から根本的な消臭方法についての情報を紹介します。

車のエアコンの構造

車のエアコンは車に搭載された空調ユニットによってコントロールされています。

この空調ユニットは通称HVAC(Heating Ventilation and Air Conditioning)と呼ばれ、車両室内の内気循環と外気導入の切り替え、温度や風量の調整を行っています。

エアコンの冷房は、ブロアファンによって風を発生させ空気を冷やす働きをするエバポレーターというラジエターのようなフィンの付いた冷媒ユニットを通過させることで、冷えた空気を車室内に送り込んでいます。

一方の暖房は、同様にブロアファンで発生した風をヒーターコアという空気を温めるユニットを通過させることで暖かい空気を作っています。

冷房の場合はエバポレーターを空気が通過する時にその温度差によって結露が生じるため、結露された水分をドレンから外へ排出します。

画像引用:トヨタ自動車

エアコンの臭いの種類毎の発生原因

車のエアコンの臭いにはさまざまな臭いが交じり合って発生しますが、やはり最も車のエアコンからの臭いで不快なのは汗臭い、生乾きの雑巾のような酸っぱい臭いです。

この臭いの発生原因はエアコンの空調ユニット内に発生したカビによるものです。

先にも述べた通り、エアコンは冷房時にエバポレーターで空気を冷やすことによって結露が発生し水分がエバポレーター表面に付着します。

その水分に内気循環や外気導入で空調ユニット内に侵入した埃が付着し雑菌が繁殖したりカビが発生します。

エバポレーターに発生したカビはどんどん堆積していき、やがてカビの胞子が冷房や暖房作動時の風と共に車内に侵入します。

臭いだけではなくカビを吸い込むことで換気装置肺炎と呼ばれる肺炎を発症したりすることもあり、健康上のリスクも高まります。

次に気になる車のエアコンの臭いはやはりタバコの臭いです。

タバコの臭いは喫煙者にはさほど気にならないのかもしれませんが、非喫煙者にとっては苦痛以外の何物でもないですね。

車の車内でタバコを吸うとその煙がさまざまなところに付着しますがエアコン作動時には車室内の空気と共にその煙が空調ユニット内に侵入し、エバポレーター等に付着します。

関連記事:中古車のタバコ臭は完全に消すことが出来るのか

煙草を吸わない人が新車から乗るのであれば問題ありませんが、中古車の場合は前のオーナーが喫煙車だったというケースもありそういった車両はエバポレーターに相当タバコの臭いが付着している状態です。

車のエアコンの臭いを発生させない方法

このようにエアコンの臭いの発生源はエアコンユニット内のエバポレーターに付着したカビや雑菌とタバコの煙によって運ばれるタールなどの臭い物質の付着が挙げられますが、エバポレーターにカビや雑菌が繁殖してしまうのは、エバポレーターの周りが常に高温多湿の環境に晒されているからです。

空調ユニットのHVAC内部では、温度差によって結露が発生したところにエンジンの熱が伝わって高温多湿の状態が作られています。

カビが最も好む環境が高温多湿なので、この状態が続けばどんどんカビが繁殖し、エアコン作動時の酸っぱいような、汗臭く生乾きの雑巾のような臭いが酷くなっていくわけです。

なので、エアコンの臭いを発生させないためには、まずはこの「カビの繁殖を防ぐ」という事が重要となります。

車のエアコン内部へのカビの繁殖を防ぐ

では実際にどうやって車のエアコン内部へのカビの繁殖を防ぐのか?という事ですが、エバポレーターをはじめとするエアコンユニットの内部が高温多湿の環境になることを防ぐことでカビの繁殖を抑えることが出来ます。

具体的な方法としては、エアコン使用後に5分間くらい送風のみを行います。

これによりエアコン作動時に冷媒と空気の温度差によって生じていたエバポレーターの結露を吹き飛ばされドレンから排出しやすくなるとともに、送風によってエバポレーターやエアコンユニット内部を乾かすことが出来ます。

ただ目的地に到着してからそこから更に5分間くらいエアコンをオフにして送風だけでエンジンをかけたまま停めておくのは現実的ではないので、目的地に到着する5分くらい前にエアコンを切って送風のみで走るというのがおすすめです。

中古車のエアコンが臭い場合はエバポレーターの洗浄がおすすめ

上記のようなエバポレーターへのカビの繁殖を防ぎエアコンの臭いを抑制する方法は、新車で購入した車であれば有効な方法だといえますが、中古車など既にエバポレーターにカビが繁殖しているような状態やタバコの臭いが染みついているような場合は、エバポレーター自体を洗浄しないと根本的なエアコンの臭い解決には至りません。

エバポレーターの洗浄は市販の洗浄剤を用いて自分で行う事が出来きますがある程度車のメンテナンスの知識や経験がないと難しいかもしれません。

またディーラーでもエアコン(エバポレーター)の洗浄サービスは行っており、トヨタと日産ディーラーでのエバポレーター洗浄サービスの概要は以下の通りです。

メーカー施工内容標準作業時間(目安)費用
トヨタクイックエバポレータ
超微粒子ミストで洗浄・コーティング
20分~50分8,640円~
日産エアコン内部の調節洗浄・抗菌処理
ムース吹き付け
15分5,400円~

ディーラーのエバポレーター洗浄は簡易的だけど一定の効果はあり

ディーラーで行っているエアコン洗浄は、エバポレーターに洗浄液を吸い込ませる方法ですが、洗浄液を浸透させただけではエバポレーターに堆積したカビや埃などの臭いの元を完全に除去するのは難しいともいえます。

ただ施工した時はカビが減少するのでほぼエアコン特有の嫌な臭いは消すことが可能です。

エバポレーター自体を取り外して直接洗浄する方法がベストではありますが、エアコンユニット他の取り外しが必要となるため期間も数日単位でかかり、費用も車種にもよりますが10万円近い費用になる事もあります。

なのでどうしてもエアコンの臭いが気になるという方は費用的にもリーズナブルなディーラーのエアコン洗浄サービスを利用してみるとよいでしょう。

 

中古車のエンジンオイルが交換されていたか見分けることは出来る?

エンジンオイルのメンテナンスは内燃機関を搭載した自動車がトラブルを起こすことなくその性能を最大限に発揮するための必須事項であり、中古車においても新車と同様のエンジン性能を発揮させそれを維持していくための重要な項目です。

電気自動車を除く内燃機関を搭載した自動車においては、内燃機関であるエンジンが酸素を吸い込んでガソリンと混合し、その混合気を圧縮しそこに火を付ける事で爆発を発生させその爆発エネルギーを車輪に伝達することで車を走らせています。

エンジンオイルは内燃機関の生命を維持するための血液

この一連の吸気→圧縮→爆発→排気の過程は、エンジン内部をピストンが高速で上下運動(ロータリーエンジンの場合は回転運動)することによって生み出されています

高速で上下あるいは回転するピストンやローターは、生成した混合気を漏らさないように圧縮し爆発エネルギーをロスすることなく動力にする必要があるため、シール部材を介してエンジン内面と接触し摺動しています。

この摺動をスムーズに行うためにはエンジンオイルによる潤滑皮膜を生成する必要があり、適正なエンジンオイル量による潤滑皮膜がないと摩擦によって発生する熱でエンジン内部は焼きついてしまいます。

また潤滑皮膜はエンジンオイルの劣化度合いによってその性能がかわりますので、エンジンオイルが量的には満たされていても劣化度合いが大きいと潤滑皮膜として十分な性能を得ることは出来ません。

エンジンオイルは新品時にはある程度の粘性を持っておりこの粘度によって摺動部分に潤滑皮膜を生成しますが、長期間の使用によりエンジンオイルが劣化するとこの粘度が失われ水のようなサラサラの状態となります。

こうなってしまうと潤滑皮膜として摺動部分を保護し、摩擦抵抗を低減してエンジンの性能を十分発揮させるということが出来なくなります。

内燃機関がその性能を最大限に発揮して維持し続けるためには適切な量とより新鮮なエンジンオイルが必要であり、まさに内燃機関の生命を維持するための血液だといえます。

中古車のエンジン素性はエンジンオイルをこまめにメンテナンスしていたかで決まる

中古車は市場に投入されてから一定の走行距離と年数を重ねた車ですが、その間は自分以外の自動車オーナーの下でそのコンディションを維持するためのメンテナンスが施されています。

中古車市場にはさまざまな履歴の中古車物件が並んでおりその素性もいろいろですが、基本的に中古車のエンジンコンディションの良し悪し、いわゆる素性というものはどれだけこまめにエンジンオイルのメンテナンスが行われていたか?によって決まるといっても過言ではありません。

自動車のエンジン内部の燃焼室では1000℃を超える燃焼温度が発生し潤滑皮膜としてエンジン内部に生成されたエンジンオイルも数百度の温度に晒されます。そういった高温状態によってエンジンオイルは燃焼し減少すると共に劣化が進んでいきます。

一般的にはエンジンオイルの交換周期は自然吸気のガソリンエンジン車で走行距離1万キロ、ターボ搭載エンジンだと5千キロ毎にエンジンオイルを交換し、オイル交換の2回に1回はオイルフィルターを交換するのが望ましいといわれています。

関連ページ:エンジンオイル交換の目安は走行距離?年数?

したがってそういった交換周期を守ってきちんとメンテナンスされている中古車であればエンジンの素性は概ね良好だと判断できるかと思います。

中古車のオイル交換履歴の見分け方

そうはいっても自分が購入しよう思う中古車が、実際に前のオーナーによってどのようなエンジンオイルのメンテナンスが行われてきたのか?という事は点検整備記録簿がしっかりと残っていればその履歴を確認することができますが、そういった記録がない場合は実質エンジンオイル交換履歴を知ることは出来ません。

ではどうやってその中古車がきちんとエンジンオイルメンテナンスがされていた(であろう)という事を確認すればよいか?

まず一番簡単な方法は店頭に並んでいる中古車のボンネットを開け、エンジンオイルのレベルゲージをチェックするという方法です。

店頭に並んでいる中古車は、中古車オークションから購入してきたばかりの状態、すなわち現状状態のまま並べられている車両も多く、そういった物件はエンジンオイルもそれまでの走行状態のままになっています。

店頭に並んでいる中古車のオイルレベルゲージをチェックしてみて、オイル量がLowレベル以下になっている、オイルが真っ黒で水のようにサラサラで粘りがないといった状態であれば、その中古車はオイルメンテナンスが十分に行われていない車両の可能性が大です。

またこちらのページでも紹介していますが、オイルフィラーキャップと呼ばれるエンジンオイル注入口のキャップを外してみてその裏側にスラッジと呼ばれるオイルの固体物が堆積している場合はほとんどエンジンオイルのメンテナンスがされてきていない履歴の中古車です。

ただ最近の乗用車はエンジンカバーを外さないとオイル注入口が確認できない車両もありますので、まずはオイルレベルゲージで確認をしてみるのが手っ取り早いといえます。

県外で購入した中古車のオイル交換はどこで行うのがよいか

地元近所の中古車販売店で中古車を購入した場合はその店でオイル交換のメンテナンスをお願いするのがいろいろと融通も利くので便利ですが、県外で中古車を購入した場合などは購入した中古車販売店にオイル交換等のメンテナンスをお願いできない場合もあります。

関連ページ
県外の中古車をネットで購入する
カーセンサー経由で県外から中古車を購入、そのメリット・デメリット

そういった場合はその中古車の車種の正規ディーラーにお願いするのがベストですが、改造車の場合だと正規ディーラーでのメンテナンスは受けられないこともあるので注意が必要です。

その他には最寄のガソリンスタンドやカー用品ショップを利用する方法もあります。

中古車で購入した車のオイル交換等のメンテナンスは、自分で行わないのであれば基本はメンテナンスコストの最も安いところで行うのが良いといえますが、ガソリンスタンドは工賃自体が意外と高めで、カー用品ショップはオイル購入とセットで工賃が割引もしくは無料といったところも多いので、こちらも意外と高くつく場合があります。

では新車の正規ディーラーならどうか?ということですが、新車の正規ディーラーの場合、その販社毎に独自の会員割引を導入しているケースが多く、この会員割引を上手に活用すればメンテナンスコストを安く抑えることが出来ます。

たとえばマツダ正規ディーラーのアンフィニ広島では、Lカードという会員カードを発行しており入会金10,000円で3年間有効(継続時は9,000円)で、オイル交換は1回当たりガソリン・ディーゼル車なら1,620円、クリーンディーゼルの場合だと2,484円となっており、さらに車検費用の10,800円割引も付いています。

中古車のオイル交換をディーラーで行うメリット・デメリット

このように正規ディーラーのメンテナンス会員などのシステムを上手に利用すればオイル交換のメンテナンス費用をぐっと抑えられますが、その一方でディーラーがゆえのデメリットもあります。具体的にメリット・デメリットを整理してみると、

メリット

  1. オイル交換の費用(オイル代金含む)が非常に安く、年会費を払っても確実に元が取れる。
  2. オイル交換ついでに室内の清掃などもサービスでやってくれる
  3. 中古車であても自社ブランドの車なのでサービスマニュアルを熟知した熟練サービスマンだから作業の信頼性が高い
  4. 待ち時間はコーヒーなど無料サービスあり
  5. 待ち時間の間に新型車の試乗が楽しめる
  6. 事前に予約できるので予定が立てやすい

デメリット

  1. 基本的には予約が必要。飛び込みで行くと既に予定がいっぱいで対応してもらえない
  2. オイルの種類がメーカー指定の純正オイルのみになる
  3. 予約していても比較的待ち時間が長い
  4. 車検や点検の予約売り込み、新車のセールスの相手をするのがめんどくさい

メリット・デメリットはありますが、個人的には純正オイル一択でも問題ないのであればLカード同様に会員サービス入会でメンテナンスコストが抑えられ、作業の信頼度も高い新車ディーラーでのオイル交換がおすすめです。

雹(ひょう)害車の修理方法や費用について

異常気象の増加に伴い、全国のみならず世界中各地でその発生頻度が増えている、ゲリラ豪雨による水害と降雹ですが、両方ともに自動車には大変深刻なダメージを与える自然現象です。

水没車のトラブル事例とその危険性
水没車は見分ける事が出来るのか
雹害車は買いか

車が水没した場合は、コンピューターが置かれている車両室内の足元(助手席側)まで浸水するとほぼ全損状態となりますが、雹害の場合だとボディ外販へのダメージや、フロント&リアウインドウなどの破損といった状況はあるものの、車としての機能が完全に消失するには至らないのが普通です。

自動車の雹によるダメージ

雹は氷の塊であり、一般的な氷と同等の硬さのものが。空から自動車めがけて降ってきます。その大きさは大小さまざまですが、過去に降った雹で最大のものは、直径が29.6㎝でその重さは3.4kgもあったそうです。

2017年に東京都で降った雹は、小指の第一関節程度の大きさでしたが、車はもちろん生活圏においてはさまざまな被害がありました。

自動車のボディ外板は0.6㎜~0.8㎜と1㎜以下の鉄板やアルミ材を採用しており、外部からの衝撃で容易に変形してしまいます。

したがっで、数センチ程度の雹が上空から降ってきてルーフやんボンネットといった車のボディ外板に衝突すると、その部分は塗装剥がれや凹みなどのダメージを受けます。

そのダメージは一か所だけではなく、ボディ外板前面に発生しますので、雹害にあった車はボディが波打ったようにボコボコの状態になってしまいます。

雹害を受けた車は車両保険で治せるのか?

実際、このような雹害を受けた車を修理するのは、多くの方が車両保険での修理を考えるのではないかと思います。

その場合、気になるのが雹害のような複数の修理箇所に対して車両保険は適用されるのか?という事ですが、雹(飛来中の他物との衝突)による損害は車両保険で補償されます。

車両保険にはエコノミー型と一般型がありますが、どちらの契約でも補償されます。

なお、雹害の修理で車両保険を使った場合は、翌年の保険契約は1等級ダウンとなるのが一般的なので、修理費用と等級ダウンによる保険料アップの割合を比較して、車両保険の使用を判断した方が良いといえます。

雹害車の修理費用はどれくらいかかるのか

雹によるダメージの度合いにもよりますが、例えばボンネットやルーフパネル自体を交換するとなると、数十万円以上の修理費用が発生しますし、ルーフパネルを交換した場合は修復歴ありの中古車扱いとなってしまうため、買取査定の際に不利になってしまう事も。

それ以外の数か所や小さな凹みの場合であれば、デントリペアという修理方法も有効です。

デントリペアは、もともと雹害の多いアメリカでは多く行われている修理方法ですが、日本国内でも取り扱う修理専門店も多数あります。

デントリペアは、通常の凹み修理のような板金塗装を行わず、凹み部を裏から特殊な器具で押し出して元の形に復元します。

したがってデントリペアのメリットは、修理が早いという事と、凹みがそれほど深くなく数か所であれば修理費用が安く抑えられるというところです。

具体的には凹みの深さや大きさによっても料金は異なりますが、一か所あたり8000円~の料金が一般的のようです。

車両保険を使用せずに雹による凹みを修理する場合などには、このデントリペアでの修理を検討してみると良いでしょう。

エンジンオイル交換の目安は走行距離?年数?

車を長くベストコンディションを保ちながら維持するには、定期的なメンテナンスが重要になります。

中でも、エンジンオイルの交換は大変重要で、これを怠ると車本来の性能が発揮出来なくなるだけでなく、エンジン自体の寿命も短くなったり、突然のエンジントラブル・故障の発生に繋がります。

自動車のエンジンは、シリンダーヘッドの中をピストンが高速で動くことによって車を走らせるエネルギーを作り出しており、シリンダーヘッドとピストンは、ピストンリングという金属のシール部材を介して摺動しています。

摺動部分には、エンジンオイルによって被膜が形成されており、このオイルの被膜によって金属同士が擦れ合う事による摩耗や焼き付きを防いでいます。

エンジンオイルは、エンジン内部を循環しながら摺動部分に被膜を造ることで潤滑を行っていますが、循環を繰り返すうちにだんだんと劣化していき、本来の潤滑性能を発揮できなくなってきます。

また、少しづつエンジンの燃焼室に持ち込まれて消失してしまいますので、だんだんとその量も減っていきます。

なのでエンジンオイルの劣化・減少は車の走行距離に依存するといえますので、エンジンオイル交換の目安は走行距離となります。

参考記事
走行距離10万キロ走った中古車は大丈夫?
20万キロ走った中古車は買うべきか

ただ、走行距離は少なくても出張などで長期間乗らずに放置しているような車の場合は、オイルの経年劣化も考慮して、改めて乗り始める前にはオイル交換をしておいた方が無難といえます。

参考記事
車を長期保管する為に必要な事は?

実際に、走行距離とオイル交換の目安ですが、まず新車で購入時は500km走行時に一度オイルフィルターと併せて交換した方が良いでしょう。

その理由は、新車購入直後はエンジン内部の摺動部がまだ馴染んでおらず、馴染む段階で微細な金属粒子などが発生し、それがオイルの中に堆積します。

その状態で運転し続けると、今度はそれがせっかく馴染んだ摺動面にダメージを与えたり、ソレノイドバルブの詰まり不具合の原因になったりもしますので、早々にオイルと一緒に除去した方が良いといえます。

以降のオイル交換のめやすは、車種によって異なりますが一般的に言われているのが、
軽自動車(ノンターボ車) 15000km
軽自動車(ターボ車) 5000km
普通車(ノンターボ車) 10000km
普通車(ターボ車) 5000km
ディーゼル車 10000km

山岳路や悪路走行などの、負荷頻度が高いシビアコンディションと呼ばれる使用環境では、上記の半分くらいの走行距離でオイルメンテナンスを行うのが良いといわれています。

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