新型ジムニーは発売されて以来爆発的な人気で、製造メーカーであるスズキの予想を大きく上回る注文が入っており、生産が全く追いつかない状況です。
新型ジムニーが発表・発売されたのは2018年7月ですが、2018年9月時点での新型ジムニーの納期は1年以上で普通車の小型SUVになるジムニーシエラに至っては2年近く納車期間がかかる状況でしたが、スズキ自動車でも増産準備を進め、2019年1月に増産対応は実施されました。
以下日刊工業新聞より引用
スズキは2019年1月をめどに湖西工場(静岡県湖西市)の生産ラインを増設し、軽4輪駆動車「ジムニー」と小型車「ジムニーシエラ」を合わせた月産能力を約1・5倍の7000台に引き上げる。
画像引用:スズキ自動車HP
しかしながら依然とジムニーの納期は一般的な新車納期に比べるとまだまだ長い状況で、増産対応後も8か月くらいの待ち状況は続いているようです。
そもそも新型ジムニーはなぜそんなに人気なのか
ジムニーと言えば軽自動車唯一の本格クロカンSUVで、同じスズキのハスラーに比べると快適性よりもSUV本来の悪路走破性にウエイトを置いた車で、いわゆる一部のマニアックなユーザーに支持される車でした。
そんなマニアックな車であるジムニーが新型になって爆発的な人気を誇っているのはやはりそのデザインの良さに尽きると思います。
デザイン的には90年代のJA型に回帰した角張ったモデルとなったことで、先代のJB型とボディサイズは同じでありながら一回り大きく安定感のあるフォルムに見えるようになりました。
メルセデスGクラスをイメージさせるデザインが人気
フロントマスクからリアに流れる直線基調のデザインは、メルセデスのGクラスをイメージさせるといわれており、これも新型ジムニーの人気の要因と言えるでしょう。
画像引用:スズキ自動車HP
快適性をアピールする事で新規ユーザー層を拡大
新型ジムニーのカタログをみると、本格的なオフローダーであることを前面に押し出しながらも、運転のしやすさや快適性、スズキが誇る先進の安全性能を水平展開していることもアピールする事で、スタイリッシュな本格SUVを普段の足としても快適に使えることを実に巧みにイメージさせています。
これによってそれまでジムニーに持っていた、オフロード走行に特化した武骨な車で快適性とかは二の次というイメージを払拭させ、女性ユーザーや買い物や街乗りなどの普段の足替わりに使うユーザーも広く取り込むことが出来ており、実際に販売店に予約ユーザー層を聞いてみると、女性オーナーの予約もかなり多いようです。
実際にこの新型ジムニーを女性ユーザーが運転している場面に出会う機会も増えてきましたが、その姿はとても粋な感じでお洒落という印象を受けましたので、是非女性ユーザーの方にも乗って頂きたいですね。
新型ジムニーの新車価格と売れ筋グレード
新型ジムニーの新車価格はベーシックグレードであるXGが145.8万円(5MT車)となっていますが、ディユアルセンサーブレーキサポート他のスズキセーフティサポートが標準装備されている最上級グレードでも174万円なので、快適装備も充実した最上級グレードが売れ筋となっています。
新型ジムニーに試乗した感想
実際に新型ジムニーに試乗してみましたが、まず乗り込んでみると車内の質感はまあ軽自動車並みといった感じではあるものの、かつてのJA型の武骨なイメージをどことなく残した感じのインテリアデザインは使い勝手もよくよくできたという印象です。
画像引用:スズキ自動車HP
ディーラー試乗なので長距離は走行していませんが、走り出してすぐに感じたのはボディ剛性の高さです。
試乗コースの緩やかなカーブをあえてステアリング舵角を大きめになるようなラインをトレースし走ってみましたが、箱形の軽自動車によくありがちなボディ全体がねじれてワンテンポ遅れるような感覚は全くなく非常に剛性の高い乗用車と同じ感覚で不安を感じる事はありませんでした。
シャシーは先代と同じラダーフレーム構造をベースとしているようですが、相当の合成アップのテコ入れがされている、またボディーパネル自体も高張力鋼板等を採用し剛性アップが図られているようで、このあたりの効果が新型ジムニーの乗り心地と運転のしやすさに大きく貢献しているようです。
新型ジムニーの中古車は購入可能か
そんな大ヒット車種となった新型ジムニーですが、やはり最大の問題は納車期間が長いという事です。
1年以上の納期となると、新型ジムニーが納車される前に今の車の車検が切れてしまうといった問題もありますし、やはり1日でも早く新型ジムニーを手に入れたいと願うユーザーの方も多いようです。
新車納期が1年以上かかるとなると、あとは中古車での購入という事になりますが、発売されたばかりの新型ジムニーの中古車なんてあるの?ということで新型ジムニーの中古車を調べてみたところ、2018年7月登録のいわゆる「未使用車」がありました。
グレードは最上位のXCで乗り出し価格188万円ですから、人気の新型車によくあるプレミア価格のような状態にはなっておらず適正な中古車価格で流通しているようです。
新型ジムニーの納車期間を短縮する方法は未使用車を探すのがベスト
新型ジムニーでも、中古車市場には未使用車の中古車が流通していますし、またその価格はプレミア価格のような状態にはなっていないので新型ジムニーを短期間で手に入れる方法として未使用車を購入するという選択肢はありだといえます。
未使用車はほとんど走行していない新車同然の中古車なので、その程度については全く心配する必要がありません。
問題はまだ新型ジムニーの未使用車の流通量が少ないという事で、地元近所の中古車屋だけではなかなか巡り合えないという事ですね。
なのでネットの中古車検索サービスで県外の中古車も含めて探すという方法がありますが、
自分で中古車検索サイトを使って探す時間もないし問い合わせするのも面倒・・
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