ハイブリッド車の中古車購入で注意すべきポイントは

ハイブリッドは今や自動車の燃費、いわゆる経済性を語る上では外すことのできない技術で、その技術を投入したハイブリッド車は、自動車メーカー各社から次々と市場に投入されています。

ハイブリッド車といえばなんといってもトヨタプリウスが先駆けであり、そのプリウスも現在は4代目となり、それまでのモデルは市場にハイブリッド車の中古車として数多く流通しています。

更に、同じくトヨタの小型ハイブリッド車であるアクアも、発売されてから月産1万台以上をキープしている状況であり、同様に中古車市場にはアクアの中古車があふれかえっている状況です。

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現在市場に流通しているハイブリッド車

トヨタ自動車を中心に、国内外自動車メーカーからハイブリッド車は市場に投入されており、現在新車ならびに中古車で購入可能なハイブリッド車は以下の通りです。

メーカーカテゴリ車種名
トヨタコンパクトアクア、オーリス
ミニバンアルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、エスクァイア、エスティマハイブリッド、シェンタ、ノア
セダンカムリ、カローラアクシオ、クラウンアスリート・ロイヤル・マジェスタ、SAI、プリウス
ワゴンカローラフィールダー、プリウスα
SUVC-HR、ハリアー
レクサスセダンLS、GS、IS、HS
スポーツLC、RC、CT
SUVRX、NX
日産ミニバンセレナ
セダンスカイライン、フーガ、シーマ
マツダセダンアクセラ
ホンダセダングレイス、レジェンド、アコード
ミニバンオデッセイ、シャトル、ジェイド、
コンパクトフィット、フリード
スポーツNSX、CR-Z
スバルSUVXVハイブリッド
スズキコンパクトソリオ、イグニス
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ハイブリッド車の中古車価格相場

ハイブリッド各車種の中古車の価格相場はどの程度なのか?上記の車種の中でも中古車市場で人気の高い車種について調べてみました。

車種中古車相場価格(万円)平均価格(万円)
プリウス159~438259
アクア42~268134
アルファード204~629339
ヴェルファイア226.8~529333
エスクァイア199~376285
ヴォクシー155~398259
クラウンアスリート215~658370
レクサスLS150~1300376
プリウスα65.9~369172
ハリアー85~429143
アクセラ119~278189.8
グレイス119.8~248191.9
オデッセイ155~460278
フィット33~16092
フリード90~259165
XVハイブリッド135~274220

なお、表示の相場価格は、年式や走行距離などの中古車の程度毎の価格を平均的に見た中古車の相場になりますので、グレードや程度別の詳細はカーセンサーnetやGoo-netなどの中古車検索サービスでチェックしてみてください。

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ハイブリッド車の中古車を購入する時の税金関係

ハイブリッド車の税金は、エコカー減税が適用されますが、中古車においても同様に減税が適用されます。

減税の対象には自動車取得税と自動車重量税があります。

それらの減税の詳細は、国土交通省にその概要がpdfで公開されていますが、非常に判りづらく、結局ハイブリッド車の中古車はどれくらい減税の恩恵が得られるのか?が一目で判らないので、以下の表に整理してみました。

ハイブリッド車の中古車を購入する時の税金関係

ハイブリッド車の中古車を購入する時の税金関係

ハイブリッド車の中でも、プラグインハイブリッド車と通常のハイブリッド車では減税の優遇率が異なります。

プラグインハイブリッド車とは、外部電力によって充電可能なハイブリッド車で、通常のハイブリッド車に比べEV走行可能な距離が長いのが特徴です。

そういった事から、プラグインハイブリッド車は電気自動車のカテゴリ扱いとなっており、減税率も大きくなっています。

プラグインハイブリッド車は電気自動車のカテゴリ扱いとなっており、減税率も大き

その他にも、2016年に日産から発売されたノートeパワーは、発電専用のエンジンを搭載した電気自動車で、レンジエクステンダーと呼ばれるシステムを採用しており、こちらも電気自動車のカテゴリ扱いでの税率となっています。

ハイブリッド車の中古車、バッテリーは大丈夫?

ハイブリッド車の中古車を選ぶにあたり、最も気になるのはバッテリーの劣化度合いというか残り寿命ではないかと思います。

ハイブリッドカーのバッテリーも、スマホのバッテリーと同様に充放電を繰り返すことでだんだんと劣化していき、蓄電能力が低下していきます。

したがって年式が古く走行距離の多い車ほど、バッテリーの劣化は進んでいると考えることが出来ますが、実際ハイブリッド車のバッテリーはどのくらいの寿命があるのかというと、ハイブリッド車のバッテリー寿命=車の寿命と考えて問題ないといわれています。

具体的には、10年15万キロ走行でもバッテリー交換等の大規模なメンテナンスには至らないようで、実際にトヨタプリウスのタクシーは、20万キロ走行してもバッテリー交換の必要はないといわれています。

完全なEVとは違い、ハイブリッド車の場合はエンジンで走るシーンも多いためバッテリーの劣化は少なく、ハイブリッド車の中古車を購入するにあたっては、よほど年式が古く走行距離が多い車でなければ、バッテリーの残寿命は気にする必要はないといえます。

ハイブリッド車の中古車、バッテリーは大丈夫?

ハイブリッド車の中古車購入で注意すべきポイント

ハイブリッド車の中古車購入で注意すべきポイント

ハイブリッド車に限らず、中古車を購入する時は事故修復歴なしの車を選ぶのが無難ですが、普通の自動車以上に、ハイブリッド車の中古車は事故修復歴の有無が重要です。

修復歴ありの車はお買い得と言えるのか?
中古車の販売情報には、中古車価格以外に年式や走行距離、グレード等の情報のほかに「修復歴の有無」という情報が掲載されています。車の修復にはその程度により中古車販売時に修復歴の有無の表示が義務付けられているとともに、修復歴ありの中古車は相場より

その理由は、ハイブリッド車の場合、通常のガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載した内燃機関のみで走る車よりも電気系部品が多く、事故によるダメージを受けやすいからです。

基本的に電装部品は非常にデリケートであり衝撃などに弱いという事と、車全体に張り巡らされたハーネスが多いほどそれらの断線などによるトラブルのリスクも増えます。

特に電装系部品はある日突然に前触れもなく故障することが多く、それは事故によって潜在化していたダメージが何らかのはずみで顕在化する事によって起きます。

それらの潜在化したトラブルの元は事故修復の際には認知できないため、事前に修理をすることが出来ないものです。

特にハイブリッド車は高圧電流を制御しているため、ショートなど電装系のトラブルは車両火災につながるリスクも高いといえます。

同様に潜在化した電装系のトラブルリスクを抱えているのが、水没車です。

素性のしっかりとした信頼できる中古車業者であれば水没車を販売することはないと思いますが、悪徳な中古車業者は水没車をであることを隠して販売していたりするので要注意です。

ハイブリッド車の中古車購入で失敗しないために

デリケートな電子制御と高電圧を発生させるハイブリッド車の中古車選びでは、通常の内燃機関だけを搭載した車の中古車よりも慎重に選ぶ必要があるといえます。

基本的にはバッテリーの寿命については気にする必要はないと言えますが、精密機械ともいえるハイブリッドシステムへのダメージが考えられる事故修復歴のある中古車は避けた方が無難です。

しかしながら、中古車市場に流通してる車においては必ずしも自己修復歴の有無が正しく表記されているとは限らず、一般ユーザーがその差を見極めるのはほぼ不可能だといわれています。

ハイブリッド車の中古車購入で失敗しない方法は、「修復歴のない中古車のみを扱う、信頼できる大手の中古車販売店から購入する」ということですね。

その方法としてお勧めなのが、ネットの「無料中古車探しサービス」です。

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