レクサスは20万キロ走っても大丈夫?レクサスの中古車選びのポイント

レクサスは若い世代にも人気の高級車ブランドですが、中古車価格も非常に高いので高年式で走行距離の少ないレクサスの中古車はなかなか若い世代では手を出しづらいところです。

その一方で、レクサスも走行距離20万キロを越える中古車だとかなり手頃な価格まで下がってきますので、走行距離が多めの中古車を選ぶのも人気のレクサスに安く乗るための方法の一つといえます。

レクサスに限らず、車はきちんとメンテナンスされていれば20万キロとかは全然余裕で走ることができます。

この記事では、20万キロ相当走ったレクサスの中古車価格相場や、過走行のレクサスの中古車を購入するにあたっての注意点を解説していますので、レクサスの中古車選びの参考にしてください。

レクサスの耐久品質について

J.D POWERの調査結果によればレクサスは自動車の耐久品質の総合ランキングで1位となっており、つくりの良さと品質の高さが高く評価されています。

J.D POWER 2019年日本自動車耐久品質調査

本調査では、新車購入後37~54ヶ月経過したユーザーを対象に8分野*1177項目でユーザーの不具合経験を聴取している。すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示す。

*1「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)」「シート」「空調」「内装」「エンジン/トランスミッション」の8分野

2019年日本自動車耐久品質調査(VDS)
 CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本浩二、略称:J.D. パワー)は、2019年日本自動車耐久品質調査SM(Vehicle Dependability Study、略称VDS)の結果を発表した。

 20万キロ走ったレクサスの中古車相場

レクサスにはCセグメントからLセグメント、SUVと幅広いモデルがラインアップされていますが、中古車販売大手のガリバーのサイトで各レクサスモデルの走行距離が10万キロ以上の中古車を検索すると24台の中古車物件がヒットしました。(2021年現在)

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中古車は走行距離多くなったり年市議が古くなるほど、その良し悪しを見分けるのが難しくなります。
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10年落ち20万キロ走行のレクサスLSなら100万円以下で買える

レクサスの中古車で狙うならやはりLSシリーズ

過走行で安く買えるレクサスの中古車で狙うならLSシリーズ

レクサスLSの最上級グレードは1000万円以上の新車価格ですが、上記の通り中古車市場には走行距離が20万キロ近いモデルであれば100万円以下の中古車価格相場となっています。

走行距離が多くても新車価格1000万円を超える高級車としての高級感や圧倒的存在感は変わらないので、そういったジャンルを好むユーザーにとってLSは大変魅力的な中古車だといえます。

レクサスLSは価格が高い分他の国産車より丈夫に作られて故障が少ない?

レクサスLSは価格が高い分他の国産車より丈夫に作られて故障が少ない?

JD-POWERの耐久品質調査結果でもわかるように、レクサスLSは日本の高級車ブランドとしてその品質の作り込みは、ベースブランドであるトヨタ車とも一線を画しています。

外装パネルの合わせ隙や内装の素材をはじめとするその質感と作り込みは随所にクラフトマンシップが採用されており、そういった部分は20万キロといった走行距離や10年という年月を経ても衰えないといわれており、それが顧客満足度としてJD-POWERの調査結果に表れているといえます。

その一方で、見栄えや質感などの商品品質と車本来の機機能を維持保証する耐久信頼性(寿命)は別と考える必要があります。

基本構造はトヨタ車なので耐久性はトヨタ車と同じ

レクサスはトヨタブランドの一部であり、車としての基本機能の設計はトヨタ自動車で行われています。

自動車の車格を決めるプラットフォームは剛性アップ等の手を加えている部分はあれど基本的にトヨタの車種の流用で作られています。

自動車は有限寿命商品として開発され市場で販売されますが、その寿命すなわち自動車メーカーの開発の前提となる耐久信頼性目標は、15年24万キロとなっています。

これはトヨタだけに限らず自動車メーカー各社ほぼ同じ目標、すなわちトヨタもレクサスも同じ寿命目標で設計し作られているということになります。

内外装の質感や室内の静粛性といった商品性の部分では、他車や同じトヨタブランドの車よりはグレードの高い材料を採用したり構造設計を強化している部分がありますので、そういった部分の劣化やトラブルは少ないといえますが、車の基本機能部分においては高級車のレクサスだからトヨタ車や他の国産車に比べ故障が少ないという事はなく、同じ条件で使われれば同じ寿命になります。

冒頭で紹介したJ.D POWERの品質調査結果でもレクサスに続いてトヨタが2位となっていますが、これはレクサスに比べトヨタの方が評価される車種が多いから全体平均が下がっているだけで、実質の品質スコアは同等と考えてよいでしょう。

レクサスLS

20万キロ近く走行したレクサスLS中古車の故障事例と注意点

それでは実際に過走行のレクサスLSの中古車を購入するにあたって知っておきたい、発生頻度の高い故障事例2点を紹介します。

ロアアーム、アッパーアームの故障

ロアアーム、アッパーアームとは足回りの部品ですが、レクサスLS460の場合、このアーム関係のブッシュの劣化による故障が多く発生しています。

ロアアーム故障時の具体的な症状としては、走行時の足回りからの異音発生と走行時にハンドルのブレが挙げられます。

中古車の場合、車検が切れている車両だと実際に試乗してみるという事が出来ないため、なかなか確認しづらい部分ですが、過走行のレクサスで特にLS460の前期型の場合はこのロアアーム類が確実に劣化しています。

特にLS460はローダウンした車両も多く、足回りが大きなダメージを受けている物件も多いので購入の際には中古車販売店に交換履歴を確認し交換前提での交渉をした方が良いでしょう。

ローダウンしたレクサスLS460

ロアアーム、アッパーアームを交換した場合、工賃含めると10万円以上の修理費用となります。

エアサスの故障

LS460の故障として多いのがエアサスの故障です。

大体15万キロ走行くらいでかなりの頻度でエアサスの故障が起きるようで、2トン以上もある重たいボディを支えながら過走行の衝撃を吸収し続けていることを考えると、部品としての寿命がこの辺りにあるのだと思います。

こちらも故障の症状としては走行時の異音やバタつき、ハンドルのブレ等が挙げられますが、このエアサス周りの構造は大変複雑でまた部品も非常に高価なので、エアサスのASSY交換となると場合によっては100万円近い修理費が発生します。

20万キロ以上の過走行のLS460の中古車でエアサスの交換履歴がはっきりしない車両にはどんなに程度がよくても手を出さないほうが無難です。

ただ逆に言えば20万キロ走ったレクサスLSの中古車でも、15万キロあたりでエアサスの交換が行われている中古車は狙い目だといえます。

両方とも足回りに関係する故障事例ですが、レクサスLSは高級車としての快適な乗り心地と走行安定性を繊細な制御と基本構造で実現していることに加え、2トン近い車両重量により足回りには大きな負荷がかかるため、故障する頻度も高いということがいえます。

リコールやサービスキャンペーンをきちんと実施しているか

その他のレクサスLSの中古車を購入するにあたり押さえておきたい点は、リコールやサービスキャンペーンなどの修理にきちんと対応した中古車であるかという点です。

自動車メーカーは、製造販売後に自社責任に起因する不具合が見つかると不具合箇所や部品の無償修理・交換を行います。

その無償修理・交換のランクは以下のように分けられています。

リコール

リコールとは、同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。

改善対策

改善対策とは、リコール届出と異なり、道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行うことをいいます。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。

自動車のリコール制度について | 自動車のリコール・不具合情報
このページは、国土交通省自動車局審査・リコール課による自動車不具合情報ホットラインのページです。リコールは道路運送車両法に基づく制度となっており、リコール・改善対策・サービスキャンペーンという措置があります。

リコールはタカタのエアバック不具合のように、確実に対策実施していないと車検を通すことができない等の拘束力を伴うケースもあるので、市場に流通する中古車においても確実に実施された車両がほとんどですが、サービスキャンペーンの場合はキャンペーンの案内があっても面倒なので対応していないといったユーザーも多いです。

こういった改善措置が実施されていない中古車は購入後にそれに起因するトラブルに見舞われる恐れがありますので、中古車の購入時には確実に実施対応されている事を確認するようにしましょう。

レクサスLSのリコールやサービスキャンペーン情報はレクサスの公式サイトでも確認することができます。

上記で紹介した故障事例は修理費用の面でも大きな出費となりますが、それ以外のパワートレインなどの基本構造部分での致命的なトラブルの事例は少なくそのあたりはさすが日本車の品質だといえます。

まとめ

  • レクサスに限らず車はきちんとメンテナンスされていれば20万キロとか全然余裕で走ることができる
  • 20万キロ走ったレクサスを買うなら中古車のタマ数も多く高級車としてしっかり作りこまれているLSシリーズがおすすめ
  • 10年落ち20万キロ走行のレクサスLSなら100万円以下で買える
  • エアサス回りのトラブルは多いので、過走行で購入するなら既に交換済みの中古車を選ぼう
  • リコールやサービスキャンペーンがきちんと実施されているか確認しよう

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