ダイハツコペンは数少ない軽自動車のオープンカーで、中古車市場でも根強い人気を誇っています。
そんな根強い人気を誇っているダイハツコペンの中古車を購入しようと考えている方のために、コペンの中古車を購入するときに失敗しないために押さえておくべき注意点やチェックすべきポイントを解説します。
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“コペン”のような人気が高い車種であればあるほど、その利用価値は高いといえるでしょう。
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コペンの中古車で人気なのは初代のL880Kコペン
現在販売されているダイハツコペンは2代目モデルになりますが、中古車市場で圧倒的に人気が高いのは初代モデルのL880Kコペンです。
初代モデルのL880Kコペンは、現在新車で販売されている軽自動車には無くて、今後も絶対に登場することがないであろう4気筒エンジンを搭載した軽自動車です。
ちなみに初代コペンの持っていたクラシカルな雰囲気は、2代目ではコペンセロとして引き継がれています。
L880Kコペンの中古車価格相場
そんな人気のL880Kコペンの中古車価格相場は以下の通りです。(2021年現在)
年式 | 最安価格 (万円) |
走行距離 (km) |
最高価格 (万円) |
走行距離 (km) |
2002 | 39 | 149,000 | 139 | 90,000 |
2003 | 35 | 170,000 | 138 | 90,000 |
2004 | 30 | 194,000 | 137 | 19,000 |
2005 | 49 | 145000 | 135.8 | 41,000 |
2006 | 50 | 146,000 | 143 | 12,000 |
2007 | 59.8 | 149,000 | 155 | 59,000 |
2008 | 56 | 118,000 | 150 | 49,000 |
2009 | 76.8 | 78,000 | 159 | 49,000 |
2010 | 60.6 | 176,000 | 181 | 31,000 |
2011 | 68.8 | 153,000 | 173 | 22,000 |
2012 | 98.6 | 62,000 | 179 | 41,000 |
L880Kコペンは2002年に発売され2012年に生産を終了しましたが、2002年の発売以降はほぼ毎年特別仕様車などの商品改良が行われています。
中古車価格もどの仕様のモデルかで変わってきますが、後期型と呼ばれる2008年以降のモデルは中古車価格もまだ高めです。
最終モデルの走行距離が少ない中古車になるといまだに200万円近い中古車価格となっています。
年々流通量が少なくなっているL880Kコペンの中古車
ネットの全国版の中古車検索サイトでL880Kコペンの中古車を検索すると現在は約800台くらいの中古車物件がヒットします。
私が購入した中古車販売店の店長曰く、中古車業者のオークションでも年々L880Kコペンは球数が少なくなってきているそうで、さらに走行距離が少なく程度の良い中古車両も減ってきているそうです。
それに比例して中古車価格相場も高騰傾向にあるようで、10万キロ以上走った過走行の車両や事故修復歴ありのモデルでも結構な高値で流通しています。
そういった状況からも、L880Kコペンの中古車の購入を考えている方は早めに検討されたほうが良いと言えるでしょう。
L880Kコペンの中古車購入時の注意点やチェックポイント
初代モデルのL880Kコペンの中古車を購入するときの注意点とチェックポイントは以下の3つになります。
- オープントップ周りのシール性
- アクティブトップの作動状態
- エンジンの状態
オープントップ周りのシール性
L880Kコペンの中古車で最も多いのがオープントップ周りのシール性不良です。
オープントップ周りにはウエザーストリップというゴムのシール部品が設けられていますが、これが経年劣化すると本来のシール機能を果たせなくなります。
結果、雨や洗車時の水などの外部からの水侵入を防ぎきれなくなって車室内やトランク内の雨漏りが発生します。
ウエザーストリップの劣化はトランク内部の状態で判断
ウエザーストリップの劣化による雨漏りの影響が顕著に出るのがトランクルームです。
トランク内部には油圧ユニットやルーフコントロールコンピューターなどの電装品が配置されており、これらは水濡れ厳禁の部品です。
したがってそれらの部品が装着されている付近に雨漏りの形跡がないかチェックします。
具体的には以下の箇所のトランク内の内張を捲って、油圧ユニットやルーフコントロールコンピュータ近辺に錆等が発生していないか確認します。※
※中古車販売店に展示されている車のトランクの内張をいきなり捲るのは良くないので、現車確認時に必ずその旨を伝え許可をもらってから行ってください。
併せてトランクを開閉するダンパーに不具合がないかもチェックしましょう。
クローズ状態でのアクティブトップをチェック
クローズ時の状態での可動部分のゴムシールも隙間や亀裂がないか確認します。
ゴムシールの劣化は見た目ではわかりづらいのですが、ゴムシール部分を指で軽く擦ってみて指先が黒く汚れる場合はそのゴムは劣化して硬化している状態です。
新車登録から10年もたてば外装のゴム部品はたいてい劣化した状態になりますが、L880Kコペンの場合シール構造の設計が優秀なのか劣化しても意外と雨漏りが起きたりしませんので、そこまで気にする必要はないといえます。
アクティブトップの作動状態 油圧ユニットは正常に作動するか確認
コペンの最大の魅力は、ボタン一つでオープンカーを楽しむことができるアクティブトップですが、このアクティブトップはコペンの中古車で最もトラブルが発生しやすい部分でもあります。
L880Kコペンの中古車の購入を検討する際の注意点として、必ずアクティブトップの開閉速度をチェックするという事が重要です。
アクティブトップのトラブルはそのほとんどが油圧ユニットの故障です。
油圧ユニットが故障した場合、アクティブトップ自体は開閉できるけどその動作が以上に遅くなるという症状が現れます。
現車確認できない場合は動画で確認しよう
県外や遠方にある中古車の購入を検討している場合は現車確認に行けないこともあります。
そんな時は中古車販売店にアクティブトップの開閉動作の動画を送ってもらいましょう。
逆に言えば、動画の提供を拒否するような中古車販売店からは購入しないほうが無難です。
ルーフコントロールコンピューターは故障していないか
ルーフコンピューターはコペンの電動アクティブトップの一連の開閉動作の制御を行っています。
アクティブトップを開く時はルーフのロックを解除し、開閉スイッチを押すと両側のサイドウインドウがさがり続いてクォーターウインドウが下がりますが、ルーフコントロールコンピューターが不調の場合、クォーターウインドウが下がったり下がらなかったりといった症状が現れます。
この不具合原因はおそらく何らかの信号バグが発生しているあるいはカプラー端子の接触不良等による誤作動も考えられますが、再現性が低いのが難点です。
なのでルーフコントロールコンピューターの状態を確認する際の注意点としては、1回だけではなくイグニッションオン/オフも加えて何度か開閉動作を行ってみるというのがポイントです。
エンジンの状態
L880Kコペンの魅力は何といってもそのエンジンだと思います。
L880Kコペンには今や軽自動車では絶滅してしまった4気筒エンジンが搭載されています。
かつてはダイハツ以外からも4気筒エンジンを搭載した軽自動車のモデルが販売されていましたが、スポーツカーとして4気筒エンジンを搭載していたのはL880Kコペンのみです。
L880Kコペンの中古車を選ぶなら貴重な4気筒エンジンのコンディションもしっかりとチェックしましょう。
エンジンのコンディションチェックの方法
エンジンのコンディションはエンジンオイルのメンテナンスで決まります。
走行距離が多くても、エンジンオイルやオイルフィルターの交換といったメンテナンスが正しいメンテナンス周期で行われていれば、中古車でもエンジン自体のダメージは全く問題ない状態が維持されています。
エンジンオイルがきちんとメンテナンスされてきた中古車かを見分ける方法はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
実際にエンジンを始動して状態を確認
エンジンのコンディションはオイルメンテナンスの状態に加え、始動性とアイドリングの安定性をチェックするのがベストです。
可能な限り実際にエンジンをかけてみてチェックするようにしましょう。
エンジンルーム内のチェック
L880Kコペンの中古車のエンジンルーム内で確認すべき注意点としては、ラジエターの状態のチェックが挙げられます。
コペンのラジエターも樹脂タンクが採用されており、樹脂タンクは経年劣化等によるひび割れが発生しやすいので、アッパータンクは目視で確実にチェックしておきましょう。
ロアータンク側はリフトアップしないと確認できませんが、ロアータンクに破損があってラジエターが水漏れしていないかはサブタンクのLLC残量を確認する事でチェックできます。
もしLLCが極端に少ないような状態であればラジエターないしはウォーターポンプ周りからの水漏れが懸念されます。
まとめ
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