現行のトヨタアルファード/ヴェルファイアは2015年に登場し、2017年にマイナーチェンジが施された3代目のモデルで、新車はもちろん中古車市場においても絶大な人気を誇っているLサイズミニバンです。
3代目のみならず2代目モデルの中古車も依然人気が高いトヨタアルファード/ヴェルファイアは、走行距離が20万キロを超える車両も中古車市場にたくさん流通しており、過走行の中古車でありながらLサイズ高級ミニバンに手頃な価格で乗れるという点から人気の中古車になっています。
当記事ではアルファード/ヴェルファイアの20万キロ以上走った中古車を購入する際にチェックすべきポイントと、失敗しない中古車選びの方法も紹介していますので、アルファード/ヴェルファイアの中古車選びの参考にしてみてください。
“ネット非公開”の「アルファード/ヴェルファイア」優良中古車がある!
実は、ネッに公開されていない「アルファード/ヴェルファイア」の優良中古車があるのをご存知ですか?
以下の「中古車無料お探しサービス」を活用すれば、ネット非公開の優良なアルファード/ヴェルファイア中古車を探せます!
“アルファード/ヴェルファイア”のような人気が高い車種であればあるほど、その利用価値は高いといえるでしょう。
アルファード/ヴェルファイアの20万キロ超え中古車の価格相場
実際にアルファードやヴェルファイアで20万キロ相当走った中古車はいくらくらいで買えるのか?走行距離ごとの中古車価格相場をグーネットに登録されている車両で調べてみました。
車種 | 走行距離(km) | 価格帯(万円) | 年式 |
---|---|---|---|
アルファード | 20万~ | 35~248 | 2004~2012 |
19万~ | 35~185 | 2002~2013 | |
18万~ | 28~165 | 2004~2013 | |
17万~ | 55~120 | 2003~2013 | |
ヴェルファイア | 30万~ | 90 | 2008 |
20万~ | 109~170 | 2008~2012 | |
19万~ | 113~140 | 2009~2010 | |
18万~ | 98~118 | 2009~2010 | |
17万~ | 80~223 | 2009~2012 |
グレードや年式によって中古車価格の幅があるので、走行距離で一概にいくらくらいというのは言いづらいところもありますが、15万キロから20万キロ程度走行したアルファードやヴェルファイアだと支払総額100万円台で購入可能です。
20万キロ走ったアルファード/ヴェルファイアの中古車は買いか?
以下の条件が満たされることが確認できる中古車であれば買いだといえます。
- きちんとメンテナンスがされている
- 事故修復歴がない
- 寒冷地での使用履歴がない
きちんとメンテナンスがされている
20万キロ超えといった過走行のアルファードやヴェルファイアの中古車購入を検討されている方は、何キロくらいまで乗れるのか/走れるのか?といったことが気になるポイントだと思いますが、結論から言うと走行距離の限界は何万キロと距離を断定することはできません。
ただし、アルファードやヴェルファイアに限らず自動車はOEM(自動車メーカー)の定めたメンテナンスがきちんとされていれば20万キロは余裕で乗ることが可能です。
もちろん自動車は有限寿命の製品なので永久的に乗り続けられるということはありませんが、消耗品交換を含むメンテナンスが自動車メーカーの推奨するサイクルできちんと行われていれば、20万キロとかは全く問題ない走行距離だといえるでしょう。
最も重要なのはエンジンのメンテナンス
何万キロまで乗れるか/走れるかを考える際にもっとも重要なのはエンジンの耐久寿命で、長い歴史を持つ内燃機関であるエンジン本体の耐久性は正しいメンテナンスを行えば50万キロも大丈夫な造りになっています。
エンジンがきちんとメンテナンスされた中古車かどうやって確認する?
エンジンがきちんとメンテナンスされてきたかどうかを確認するには、エンジンオイルのメンテナンス履歴を確認することです。
オイルのメンテナンスがきちんと行われている車は、車検証とともに車載されているメンテナンスノートに記録が残っています。
なのでまずはメンテナンスノートでオイルメンテナンスの履歴を確認しましょう。
それ以外のエンジンオイルメンテナンス履歴の確認方法はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
事故修復歴がない
これは中古車選びの基本ともいえることですが、事故修復歴がない車を選ぶというのも重要です。
中古車を販売する場合、事故修復歴がある場合は告知する義務がありますので中古車の詳細情報を確認すれば事故修復歴の有無は確認できます。
事故修復歴のある車は、相場よりも安い値段で販売されているので購入しやすい中古車ではありますが、購入してからのトラブルリスクもゼロではないので中古車という百万円単位の買い物をするのであれば、やはり事故修復歴のある中古車は避けたほうが無難です。
ハイブリッド車の場合は特に事故修復歴には注意が必要
アルファード/ヴェルファイアにはハイブリッドモデルの設定がありますが、ハイブリッド車は事故の衝撃によってバッテーリーを含む電気系統に不具合を抱える恐れがあります。
それらの不具合はある日突然に予兆もなく症状が現れることも多く、最悪の場合は車両火災につながることもあります。
そういった観点からもハイブリッドモデルは特に事故修復歴のある車両は避けるようにする必要があります。
寒冷地での使用履歴がない
寒冷地で使用された車は車両下回りの腐食が激しく、さまざまなトラブルリスクを抱えています。
寒冷地地区では道路に積もった雪を溶かすために塩化カルシウムを基材とした融雪剤を散布しており、融雪剤の上を走行することで車両下回りは塩化カルシウムのアタックを受け続け激しく腐食していきます。
寒冷地仕様車で起きた実際のトラブル事例はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
実際、北海道などの寒冷地の中古車販売店では中古車販売時に本州仕入れの車であることを表示しています。
出典:カーセンサー
走行距離の多いアルファード/ヴェルファイアの中古車の注意点
では実際に20万キロ近くまで走行したトヨタアルファードやヴェルファイアの中古車を購入する時にチェックするべきポイントを紹介します。
エンジンの状態
先にも述べた通りアルファード/ヴェルファイアに搭載されているエンジンは完成度が高く、耐久性に優れたエンジンなので20万キロを超える走行距離でもエンジン自体のダメージは少ないですが、エンジンオイルのメンテナンス履歴に加え実際にエンジンを掛けてみて以下の項目をチェックするようにしましょう。
- エンジン始動後にガラガラといった異音がないか
- アイドリングが安定しているか
オートスライドドアの作動状態
オートスライドドアの開閉状態は必ずチェックするようにしましょう。
アルファード/ヴェルファイアもオートスライドドアが採用されていますが、ミニバンのスライドドアは家族が乗り降りする等で開閉頻度が高くトラブルが最も多い箇所の一つです。
開閉速度が極端に遅いとか途中で引っかかるような挙動を示す場合は、開閉制御のモーター関係が壊れかかっている可能性があります。
またスライドドアは閉まる時に最後の引き込みを行うイージークロージャーという機構が採用されていますが、イージークロージャーが引き込む時の音が大きい、半ドア状態が発生するといった場合はこの機構自体が壊れている可能性大です。
オートスライドドアの開閉モーターやイージークロージャーが壊れるとユニットASSYでの交換となり一枚当たり5万~10万円くらいの修理費用が発生します。
ハイブリッドモデルのバッテリーの劣化
アルファードには初代からハイブリッドモデルの設定がありますが、ハイブリッドモデルの場合、過走行車においてはハイブリッド用のバッテリーの劣化を考える必要があります。
ハイブリッド用のバッテリーが劣化すると、電気のみでの走行やモーターアシストの頻度がかなり低下しますので、結果としてエンジンの稼働頻度が上がり燃費悪化や加速時の力不足につながります。
トヨタのハイブリッド車のバッテリーの保証は10年と言われており、20万キロ近い走行距離を走った車ではほとんどが10年の保証期間を経過してしまっていると思いますので、交換時には自費での対応が必要となります。
走行距離が多くても安心して乗れる中古車探しの方法
そうはいっても、走行距離は多いけどきちんとメンテナンスされた程度の良いアルファードやヴェルファイアの中古車を自分で見つけるのは結構大変だといえます。
なので自分に代わって、希望条件に合った中古車を探して提案してもらえたらすごく助かりますね。
実はプロの中古車鑑定士が、まだ市場に出回っていない中古車も含め希望条件に合ったアルファード/ヴェルファイアの中古車を優先的に完全無料で紹介してくれるサービスがあります。
それが「中古車提案サービス」です。
車を1,000円でも高く買取ってもらう安心・確実な方法
ディーラー下取では 95万円だったアコードハイブリッドでしたが、一括査定を使うと、なんと 130万※で買取ってもらえました。
※ 査定時期:2021年2月
オススメの車一括査定は「MOTA 車買取」です。
- 受付フォームの入力は”45秒”で完了!
- 受付直後の電話ラッシュなし!
- 最短で翌日の18時には査定額を提示!
- 査定額が上位3位(最大)までの業者のみと交渉!
- 完全無料!