MAZDA2のフルモデルチェンジは？マツダ2の中古車相場や選び方

マツダ2のフルモデルチェンジに関する情報と、現在のマツダ２の中古車相場とマツダ2の中古車選びで押さえておきたいポイント、またマツダ２の中古車選びで失敗しないおすすめの方法を紹介しています。

MAZDA２ってどんな車？マツダデミオと何が違う？

マツダ2（MAZDA2）は2019年7月のマイナーチェンジに併せ、それまでの車名であったマツダデミオから改名を行ったモデルです。

なのでマツダ2＝マツダデミオという事になります。

MAZDA2へのモデル名称変更はマツダの掲げるブランド戦略の一環で、デミオ以外にもアテンザはマツダ6（MAZDA６）、アクセラはマツダ３（MAZDA３）と改名しています。

高級車路線へと舵を切るマツダは、デミオという名前で定着したBセグメントのファミリーカーのイメージを払拭し、デミオとは別物の「小さな高級車」としてのブランドイメージを確立したいのが狙いのようです。

個人的にはデミオのままで販売する方が良かったように思いますが。

マツダ２のフルモデルチェンジがあるとするならおそらく2022年から2023年の間ではないかと予想しています。

マツダ２はベースとなるマツダデミオが登場したのが2014年なので、2021年現在で考えると実に7年目という事になります。

一般的には車のフルモデルチェンジは4年から5年くらいで行われるので、マツダ２においてはフルモデルチェンジのタイミングをかなり過ぎている事になります。

一方でマツダ２の属するコンパクトカー市場は国産車を中心に強力なライバルひしめく激戦区です。

トヨタヤリス、トヨタアクア、日産ノートなど最新のデザインとハイブリッドシステムを搭載したコンパクトカーに対し毎年のように年次改良を繰り返すものの、マツダ２の競合力はほとんどなくなっておりその結果はマツダ２の販売台数に表れています。

マツダ２にはガソリンエンジン搭載車と、排気量1.8Lのコンパクトディーゼル搭載モデルがあります。

国産のBセグメントでディーゼルエンジンが搭載されているのはこのMAZDA2だけです。

ディーゼルエンジン特有のトルクと燃料代含めた経済性がディーゼルエンジンの魅力ですが、実際のところ燃費も走りも他社に搭載されるハイブリッドに適いません。

例えば燃費で言えばマツダ２はWLTCモードで21.6km /Lですが、トヨタアクアは３３.６km /L、日産ノートe-powerは２８.４km /Lと全く勝負にならないと言える状況です。

SDGsや地球温暖化防止に対する市場ニーズの高まりからもこの先ディーゼルエンジンのみでライバル車と戦うことは不可能であり、もはやマツダ２のコンパクトディーゼルは時代に取り残されたエンジンと言わざるを得ません。

ライバル車と同様にハイブリッドカーになると思われます。

ディーゼルエンジンのみならずガソリンエンジンといった内燃機関への逆風や燃費規制への適合を考えると、いくら内燃機関にこだわり続けるマツダといえどもエンジンのみの車を新型車として市場に投入することは考えられません。

マツダはトヨタと提携関係にあるので、アクアやヤリスに搭載されるトヨタのハイブリッドシステムの供給を受けるか、あるいはマツダ独自のロータリーエンジンを発電専用にしたハイブリッドシステムを搭載したモデルを投入してくるのではないかと思います。

マツダ２の中古車相場は100万円〜200万円になります。

もちろん年式や走行距離によって差はありますが、1年落ちの走行距離2万キロ以下で大体新車価格の7割〜８割程度の中古車価格で流通しているようです。

マツダ車の中古車はかつてはマツダ地獄と言われるほど下落が激しかったのですが、マツダのブランド戦略の一環として新車値引き販売を抑制した効果が現れているようです。

2022年から2023年ごろにフルモデルチェンジを迎え、ハイブリッドモデルに生まれ変わり登場することが予想されるマツダ2ですが、現行のマツダ２もコンパクトカーとしてそこそこの台数も売れてきた車なので中古車市場のタマ数も多く、マツダ２の中古車を購入する際の選択肢は結構広いといえます。