中古車を購入する方法は大きく分けると新車ディーラー系の販売店にある中古車を購入する方法と一般の中古車販売店からの購入、もう一つはオークションなどの個人売買といった方法が挙げられます。
一般的には新車ディーラーに展示されている中古車は品質も良くて中古車販売店から購入するよりもなんとなく安心のイメージがありますが、結論から言えば一般の中古車販売店でも大手の販売店などの知名度も高くしっかりとしたところであれば特に新車ディーラーに比べ遜色はありません。
実際に新車ディーラーで中古車を買うとどんなメリットがあるのか?またどんなデメリットがあるのかについて解説します。
新車ディーラーで中古車を買うメリットはなにか?
まず新車ディーラー経由で中古車を買うメリットとしては以下の内容が挙げられます。
1.気持ち的に安心できるしトラブル時の対応が早い
一番大きいのはやはり自動車メーカーに直結したディーラーという安心感ではないかと思います。
特にその自動車メーカーの販売するモデルの中古車であれば当然隅から隅まで知り尽くしているといえますし、実際にそのモデル特有の故障診断の環境も整っているので万が一のトラブルの際でも迅速な対応が可能です。
2.実態として比較的走行距離の少ない中古車が多い
ディーラー保証を付ける事が前提になるので、極端に走行距離が多いとか年式の古い中古車は保障のついたディーラー認定の中古車としては販売できません。
例えば走行距離が10万キロ以下でも自動車税や重量税が増税の対象となる13年を経過したような中古車物件がそれに該当します。
また顧客層は新車を乗り継ぐユーザーで長年の付き合いから新車ディーラーの営業マンとの信頼関係も厚く、新しいモデルごとに買い替えるので下取りで入庫した高年式で走行距離の少ない中古車が店頭に並びやすいといえます。
3.各メーカー独自の保証が付いている
先にも述べた通り基本的にはディーラーで1年間の保証を付けて販売しますので、万が一購入後に何かトラブルが発生したとしても1年以内であれば全て無償で修理可能です。
実際に私も新車ディーラーから中古車を購入しましたが、購入して数か月後にブレーキローターの変形が発生し、数万円の修理費用が必要になりましたが保証期間内であったので無償で対応できました。

新車ディーラーの中古車値引きは一般の中古車販売店より大きい?
新車ディーラーで中古車を買うと一般の中古車販売店で買うより値引きが期待できるといった話を聞くことがありますが、基本的には一般の中古車販売店と値引き相場は大きく変わらないといえます。
むしろなにかと融通の利く中古車販売店の方がたくさん値引きしてくれる場合も多いですね。
ただ中古車を購入してくれるユーザーも将来の新車購入の見込み客となるのでブランド自体に良い印象を持ってもらおうという目的で他社より大きく値引きをしたりその後のアフターケアをこまめに行うディーラーもありますがディーラーによってその対応は異なるのが実情です。
新車ディーラーで中古車を探してもらう事は可能か?
近所にあるディーラーではなく、少し離れたもしくは県外にあるディーラーで希望条件に合った中古車が見つかった場合、購入後のことを考えるとできるだけ最寄りのディーラー経由で購入したいと考えると思います。
そのために全国のディーラーネットワークを使って希望条件に合った中古車を探したり取り寄せたりしてもらうことは可能なのか?ということですが、できないことはないがかなり手数料がかかります。
ディーラー間の輸送費や販売手数料などの名目でいろいろと費用が掛かりますので探してもらって取り寄せてもらうよりはその店舗まで直接買いに行った方が安上がりな場合もあります。

また先にも述べた通り中古車を買ってくれるユーザーは将来の新車購入の見込み客なのでそう言った観点から取り寄せに応じてくれないディーラーもあり、人気車種の中古車の場合だと特にそのケースが多いです。
新車ディーラーで中古車を買うデメリット
次に新車ディーラーで中古車を購入するデメリットとしては以下のような内容が挙げられます。
1.新車ディーラーのメイン業務はあくまで新車の販売であること
新車ディーラーのメイン業務はあくまで新車を販売することです。ディーラーにとっては自社の得られる利益も自動車メーカーからのインセンティブの付与も大きい新車販売にウエイトを置くのは当然となります。
また自動車は耐久消費財であり使用することによって消耗します。走行距離が少ないとか年式が新しい中古車でも潜在的なトラブルを抱えているリスクもありアフターフォローを考えると積極的には売りたくないのが実情です。
積極的に売りたくないのでもともと新車に比べると利益の少ない中古車を値引きしてまで売る必要もなく、中古車購入時の値引きもほとんど期待できません。
2.車両によっては長期在庫でメンテナンスが不十分な中古車もあり
もう一つの問題は新車ディーラーは一般の中古車販売業者のような独自の流通ネットワークを持っていないので、下取りした車などを捌きづらいという点です。
通常の中古車オークションに出品するのがメインの捌き方になるのですが、不人気車などは落札されずに残るケースもあり、その場合は自社で販売するしかありません。
あまり売る気のない中古車でさらに不人気モデルとなると長期在庫になる車も多く、十分なメンテナンスが行われていない状態で販売されることになります。
全てがそうではありませんが私の経験上、新車ディーラーの中古車コーナーに並べられている車はボディも汚れたままで内装も手垢や染みが残ったままの物件も多く、そういった中古車を見ると売る気がないのが表れていると言わざるを得ません。
メリットもあるがデメリットを考えると新車ディーラーでの中古車購入は得策ではない
車は中古車であっても高い買い物ですし、やはり買うなら程度が良いとか購入後の保証の有無だけではなく、きちんと次のオーナーに満足してもらえるような状態で売られている中古車を買いたいものです。
そう考えると新車販売にウエイトを置いているディーラーよりも中古車販売を生業としている中古車販売店で購入する方が絶対満足できると思います。
中古車販売店でもしっかりと保証の付いた程度の良い中古車を購入することができますし、新車ディーラーよりも豊富な品揃えなので条件に合った中古車の選択肢も広がります。
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